病気に勝った
病気に負けてしまった
そういう表現があります。
例えばその病名が
がんで
同じ様に言うならば…
がんに勝った
がんに負けてしまった
…となるのかと思います。
私は正直
この表現が嫌いです。
昨年12月に早期発見で乳がんが分かって、手術、抗がん剤治療、その副作用…と
3ヶ月の闘病をし、今現在
お陰さまで再発なく転移もなくいられているみゆう
あの時がんに気付けていなかったら、発見がもっと遅かったら
今頃どうなっていたか分からないとも言われたみゆう
もしみゆうが後者のケースで
考えたくもありませんが
仮に今、私の前にもう存在していなかったとしても…
それは
みゆうががんに負けたことでの結果だとは
私は決して思いません。
そして同じ様に
今現在のみゆうが
がんに勝ったのだとも思いません。
どちらになったとしても
その時その時の
その期間を
全身全霊で闘い抜いてくれたことは全く同じだと思うのです。
命が繋がり回復することが病気への勝ち
病にそれ以上立ち向かえなくなったことが病気への負け…
そんな風な
病に対しての勝ち負けの表現は
間違っている…
そう思えてならないのです。
このことは
あんなに小さな体で頑張り抜いてきてくれたみゆうをずっと側で見て来て、ずっと思い続けて来たことでした。
病に対しての結果を
勝ちとか負けだなんて決めつける言葉で言いたくない…
色々な考え方や感じ方があることと思います。
でも私は
そう思えてならないのです。
今日もお越し頂いて
ありがとうございました。