放射線治療中に一番きつかったのは、トイレ事情です。交通機関を利用できないくらいですから、それ以外の時も結構厳しい状態でした。施術部位によって違うはずですが、下腹部の副作用はトイレ事情にダイレクトです。

幸い、職場ではトイレがいつでも使える状況だったので事故は起きなかったのですが笑い泣き、私の仕事は占い師で「今日、おなかの調子が悪くて」と言えるお客様が多くいらっしゃるとはいえ、ご相談中に何度も席を立つわけにはいきません。そのため極力水分を控えていたのですが、精神的なものが影響するのか、長時間のお客様以外は途中で離席することなく、ご迷惑をあまりおかけせずにすんだと思います。

 

ところが、自宅ではそうはいきません。胃腸の具合が悪くなったりしたので、夜中にトイレに行くことが多く、しかも嘔吐したりして「うるさい」状態だったので、きっとご近所の方は気味悪がっていただろうと思うのです。とはいえ、交流があるわけでもないのに説明して回るわけにもいきません。(でもちゃんと睡眠はとれていました笑

 

夜中だけでなく、出たと思ったらすぐ入ることになったので、一日何回トイレに入ったか数えきれないくらいでした。胃腸薬は処方していただけるので、胃の不快感は少し落ち着きましたが、腸の方は全くだめ。そのおかげで活動エリアにある入りやすくてきれいなトイレ事情に詳しくなり、今でもそれを活用しています。