治療開始後、癌が原因でなければ維持したいサイズまで、体重が落ちてしまい手持ちの服が着れなくなりました。

放射線治療計画書の顔写真には、痩せこけた私の顔が写って映っております。自分では外見では病気だとばれないと思っていましたが、今見ると二回り小さい顔。食欲は一切落ちなかったし、しっかりと食べていたにもかかわらずです。これは癌が栄養を搾取していることと、副作用の影響だったのでしょう。

 

さて洋服に話を戻します。診療科によると思いますが、子宮頸がんは例の椅子に座って内診を受けるので服装に気を使います。というわけで、診察に行きやすくて仕事でも着れる服にしたいところです。

着脱しやすくて、素材が柔らくて、がりがりに見えない・・・などの条件をクリアする洋服探しです。といっても、若い時ならいざ知らず、おばさんがそれなりに見えて着れる服なんて選択肢は少ないのです。

 

長く使えるかどうかわからないし、ワンシーズン使い捨ての安いものでいいやと思っていましたが、こんな時こそきちんとした服装をこころがけるべきと言われ、それもそうかなと思い直しました。

 

その時に、目に留まった某メーカーのシンプルなお手頃ワンピースを試着して購入することに。悩んだのはサイズです。XSのほうがぴったりと着れるけど、ここまで痩せているのは今だけだろうし・・・などと考えて結局「S」を購入。

そもそもこれまでSサイズすら経験がなかったのに、ここでXSと比べて悩むなんて血迷っていたとしか考えられません。

その後、スカートやカットソーを購入し、これで当分は大丈夫だろうとお店を後にしました。

 

買い物直後は「こんなことしている場合じゃない。治療費や食費がかかるのに!」と妙な罪悪感に駆られましたが、すべてヘビロテ入りして、闘病生活に大いに役立ってくれました。

 

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