旦那が帰ってきた。


旦那と話していたら、突然


「最近優しくないよね」と言われた。


優しくない…?

いや、優しいって…

何だろうと一瞬考えてみた。


「いや、私優しいよ?

だって君が体調悪い時に、喉が痛いのが良くなるようにってネギ買ってきて料理したり、体に悪くないようにってお菓子よりもフルーツがたくさん入ってるゼリー買ってきたり、とか他にも色々考えてるよ?


でも、それを優しさではなくて、

【当たり前】だと思っていたら、それは確かに君にとっては優しさではないだろうね。」


「というか、

キミが求める優しさってなんなの?」

と旦那に聞くと


「うーん…なんというか…」

旦那は考えている。


なんだか私自身を否定されている気がして

つい口調が荒くなる。


「私だって最近君に優しくされてないよ」

と言ったら、

「だって俺は余裕ないもん」

って言うので

「いや私だって余裕ないよ、

じゃあ、私が考えてやることを、はい、優しさだよって言えばいいの?」


「それは違う。そういうことじゃなくて…」


と言って時間になったので話が終わった。

なんだかモヤモヤした、

こういう時、

どうしても私は口調が強くなりがちだ。




そのまま仕事に行った。


私の仕事は接客業だが、

今日はいつもと違う店舗。

お客さんと話をしていて、いつも働いているお店にあるはずの物が無いことに気づいた。


他の店員に聞いてみた。

すると、

「ごめんねー!無いかもしれなーい」

と裏の事務所で言われた。

(無いかもって…

お客さん待たせてるんだけど)

と思いながら自分で探して見つけた。

年上のスタッフだったので、強く言えなかった。

このスタッフは全然優しくないな、と思った。


そのあとファックスについて、

年配の方に聞かれた。


私自身もあまりファックスを操作したことがなかったので、

「すみません。慣れてないので、一緒に考えながらやらせてください」

と言って一緒に画面を見ながら手順を1つずつやってみた。


最後まで終わったところで、

その年配のお客様が

「本当にありがとう!助かった〜!」

と言ってくれた。

その時に気づいたのは【優しさ】とは困っている人の心に寄り添うことなんだなと思った。


旦那が弱っている時に、心に優しく寄り添えないことが、旦那は優しくないと捉えたんだな、と思った。

弱ってる時って物を貰うより

「辛いよね」って一言が効いたりするもんね。


旦那は仕事が忙しくて、確かに旦那自身にも優しくできないことが多い。

仕事は物凄く頑張ってくれてるし、いつもより、ちょっと優しくしようと思った。


なんだか一日中、優しさについて考えていた日だった。