愛読書『致知』より


香葉村真由美さんのお話


「問題児」と呼ばれる子供が一人の女性教師との出会によって

心を開き変わっていった感動的なお話です


���

「子供たちの『命』が教えてくれたこと」      

   
私が小学校教師になって初めて受け持ったサヤカ。

彼女はクラスのリーダー的存在で、

卒業後も年に何度か会っていました。


ある日、二十三歳のサヤカは

久々に私に会いに来てくれました。


しかし、驚いたことにとても瘠(や)せていて、

手首にはリストカットの痕があるのです。


聞いてみると、彼女の周りで辛い出来事が相次ぎ、

それを自分の責任と思って苦しんでいる様子でした。


「なんてことをしたの」

私の一言にサヤカは一瞬ハッとした表情を浮かべました。

きっと痛いほど自分で理由が分かっていたのでしょう。

そのサヤカに私は言葉を続けました。


「サヤカ、命は一つしかないんだよ。

大切な一つなんだよ。頑張るんだよ。頑張らなきゃ」


「分かっているよ、先生。私、分かっている。頑張るよ」

そして別れ際、私はもう一度、言いました。


「サヤカ、頑張るんだよ」


数か月後、私の元に悲しい報せが届きました。
 

サヤカが大量の薬を服用して自らの命を絶ったというのです。

サヤカが最後に会った大人が私だったと聞いた時は

頭をハンマーで殴られたようでした。

 
彼女はきっと、自分を受け入れてもらいたくて

私に会いに来たに違いありません。
 

「よく頑張ってきたね」と、

ただただ黙って抱きしめてほしかったはずです。

にもかかわらず、私は

「頑張ろう」「命は一つしかない」という

教科書どおりの言葉を使っていたのです。



サヤカの死以来、


「自分は何を子供たちに話してきたのだろう」

「一人の子供が救えなくて、多くの子が救えるわけがない」
 
と自分を責めて責め続けました。

教師としてだけでなく人間として自信を失いかけていました。


どん底の私を救ってくれたのが

『107+1�天国はつくるもの�』(てんつくマン監督)

という一本の映画でした。
 ⇒ http://ameblo.jp/tentsuku-man/(てんつくマンさんのブログ)

描かれていたのは夢を追い求めて力強く生きる人たちの姿。

私は途中で涙が止まらなくなりました。

 
「もう一度夢を追いかけて生きてみたい」

という思いが湧き上がってきたのです。



映画の舞台となった小豆島には、

てんつくマンを中心に人々がともに学び合う場が実際にあると知った私は、

休みをとって約二週間、そこで生活しました。
 

雄大な自然と仲間の笑顔に包まれながら

一緒に夢を語り合う中で心が癒やされ、

人間の素晴らしさは肩書など目に見えるものでなく、

その人の人間力だと気づかされるようになりました。



私が六年三組の担任になったのは

小豆島から帰って間もなくのことです。
 

私はそれまで誰にも話さなかった

サヤカのことを初めてクラスのみんなに話し、
 
「先生は二度と子供たちに

サヤカのような思いをさせたくない」
  
と訴えました。


そして、何があっても

目の前の子供たちを信じ続けよう、愛し抜こう、

卒業式では三十二人全員をこの教室から

笑顔で卒業させようと堅く誓ったのです。


この年、受け持った一人にシュウがいます。

シュウは一年生から四年生まで辛いいじめに遭い、

五年生になると急に攻撃的になりました。


クラスメイトを叩く、殴る、暴言を浴びせかける……。

その行為は次第にエスカレートしていきました。


六年生になったシュウのイライラが募り始めたのは五月

体育会の練習が始まった頃からでした。


リレーで抜かれるだけで怒って砂を投げたりするのです。
 

みんなは「シュウを何とかしてください」と訴えます。


私も何度も話したり、怒ったり、褒めたり、

考えられる限りのあらゆる手を尽くしましたが駄目でした。

逆に蹴られ、唾や砂をかけて反抗されるばかりでした。


自宅に帰り、洋服の砂を払い落としながら、

それまで抑えていた涙が溢れました。


悔しくて、情けなくて大声で泣いた日のことをいまも覚えています。


その次の日、シュウは学校を休んでいました。

私はみんなに「ごめんなさい」と謝りました。

「先生はシュウもこの教室から

卒業させてあげたかったけど、

先生一人ではどうすることもできない。
  
でも、先生は諦めきれない。


人を信じること、人を好きになることを、

どうかみんなでシュウに教えてあげてほしい。

そのかわり先生はみんなを全力で守るから……」


私のその声にみんなは

「先生やろう。シュウがいたから

こんないいクラスになったと言えるように、一緒に頑張ろうよ」

と答えてくれました。


子供たちは大きく変わりました。

皆がシュウの行動を受け入れてくれるようになったのです。


叩かれてもジッと我慢し、叩こうとするシュウに

「怒っているんだね。でも人を叩いたらいかん」


と毅然と言い放つ子も出てきました。


その姿を見て私も命を懸けて

シュウにぶつかることを決意したのです。


ある時、シュウは私に、なぜ自分が

こんな態度をするようになったか分かるか、と質問してきたことがあります。

「分からない。何があったの」

沈黙の後、彼は言いました。

「俺は、俺は、ただ友達が欲しかっただけなんだ!」


そう言うと爪で床を引っ掻き大声で泣き始めたのです。


私はそんなシュウが愛おしくて、

いつまでもジッと抱きしめていました。
 

シュウが笑顔を見せ、みんなに心を開くようになったのは、それからです。


私はどんな子にも素晴らしい可能性があることを知っています。


教師に大切なのは、

可能性をどこまで信じ切れるかです。


信じ切っていれば子供たちは絶対に裏切ることはないのです。


それはサヤカが命を懸けて教えてくれたことでした。


だから私は亡くなったサヤカの分まで

人生を生きようと思っています。


Santa Yukiya


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武士道でも、一番に最初にくる教えは
「義」でした!!


【義理と人情】


斉藤一人さんの心に響く言葉より…


世の中には成功するためには絶対に必要な“バランスの法則”というのがあるの。

たとえば、お金がないころ、近所の定食屋でそこのおばちゃんが内緒で1個コロッケをおまけにつけてくれていたら、たとえ自分が総理大臣になっても、近くに行ったときには、そこの定食屋にごはん食べに行くんだよ。

こういうのが、本当の“筋をとおす”ってことなんだよ。

あなたは筋のとおったところがありますか?

一つでも持っていますか?


人生って“バランス”なんだよ。

キリンビールの社長にすごいお世話になったのに、違うビール飲んで乾杯してたら、カッコ悪いだろう。

自分がお世話になった人に、自分のできることをする。

そんな自分ができることもしなくて、成功しようなんて、とんでもないよ。


おれの知り合いの社長がね。

若いときに東京に出て、泊まるところがなくて、何日か野宿したんだって。

冬の寒い日でね。

そのとき一人のホームレスの人が、温かい缶コーヒーをくれたんだって。

すごくうれしかったんだって。

それでね、いまだに東京に来ると、その人がいるんじゃないかと思って、温かい缶コーヒーを買ってはホームレスの人たちに配ってるんだよ。

すごいカッコいいだろう。


それが、『あっちの定食屋のほうがちょっと安い』とか、義理人情を忘れたことをしていませんか。

自分がお世話になったことを忘れたらダメ。

一本筋がとおったものがないと、人生コロコロ流されちゃうんだよ。


世話になるのは恥ずかしくない。

世話になったことを忘れることが恥ずかしいんだ。

困っていることが恥ずかしいんじゃない。

困ったとき助けてくれた人が、必ずいるはずなの。

その助けてくれた人のことを忘れることが恥ずかしいんだ。


Santa Yukiya



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 だから、与えられた時間に最大限の投資をしましょう。
 そして、そこから健康、幸せ、成功のために最大の物を引き出しましょう。
 時計の針は走り続けてます。
 今日という日に最大限の物を作り出しましょう。

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 1秒の価値を理解するには、
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 オリンピックで銀メダルに終わってしまった人に
 聞いてみるといいでしょう。

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 十分に大切にしましょう。
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 昨日は、もう過ぎ去ってしまいました。
 明日は、まだわからないのです。
 今日は与えられるものです。
 だから、英語では今をプレゼント(=present)と言います。


Santa Yukiya


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