『たまうら』 

星乃 あかり (著) ¥626

小学館文庫
 
「あんた、迷いを晴らしたいんだろ。いくら出せる
かね?」昔も今も、人の悩みはつきぬもの。藁にも
すがりたい人々の間で、ある噂が流れていた。
「玉占~たまうら~」という行燈を掲げて、どこから
ともなく現れる不思議な老婆が、どんな望みもかなえて
くれるというのだ。鍵を握るのは、まるまる太った
金色の瞳の猫と、青い複雑な模様の描かれた白い
大きな壺。「この壺の中の玉をひとつ選ぶのさ。
ほれ、試しに引いてごらん」。玉の導く運命は?

 



<こんな人におすすめ>
江戸の人々の悩みを解決する話を読みたい
江戸のファンタジックな人情話に興味がある
星乃 あかりのファン

 

 

 

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