ユウが生まれた次の日
昨日は聞けなかった、ユウの状況を先生から説明を聞ける日。
会社は休ませてもらい、朝からママのいる産婦人科へ。
ママの体調も問題ないでしょうということで、外出許可をもらい
ママと一緒にユウの入院する病院へ。
受付をすませ、順番待ち。
名前を呼ばれ、小さな4畳ぐらいの部屋へ通され、小児科の部長と名乗る先生が来られました。
「今日、ご説明することが2つあります。」
「まず、お子さんの肺呼吸がうまくできていない原因ですが、心臓の壁に穴があいていると思われます。」
心臓?
僕は心臓なんてまったく想像もしていませんでした。
酸素濃度が低いのは肺呼吸がうまくできていないからとしか聞いてなかったので
正直、ビックリしました。
そのあとの説明で、動脈管開存症を知り、胎児の時はみんな開いているということ
自然に塞がるケースもよくあるとうことを聞き、すぐ納得し、安心もしました。
「あと、もうひとつ。」と、先生が
その時、僕は、
「どうか、ダウン症のことではありませんように!」
とこころの中で祈りました。
「生まれてきた状況、顔の特徴から、ダウン症の疑いがあります。」
それを聞いたとき、こころがえぐり取られるような気持ちでした。
ああ~・・・やっぱりそうなのか・・・
そして、染色体検査のこと、検査結果が出るまで1ヶ月はかかるということの説明を受けました。
もう、暗闇にでも迷い込んだようでした。とても悲しかった・・・
すると、最後に先生が
「検査結果がどうであれ、あなたたちの子供には変わりはありません。まずは、出産おめでとうございます!!」
と、とても力強い言葉で言ってくれました。
僕とママはその場で泣きくずれました・・・
先生の言葉はとてもあたたかく、そして、しっかりしなさい!と、叱咤激励されているようにも聞こえました。
あの時の先生の言葉、今でも感謝しています。
僕は、まだユウがおなかの中にいるとき、いろんな将来の楽しいことを想像していました。
パパがスポーツをやっているから、何かスポーツをやらせたいなぁ
勉強はそこまで出来なくても、人の心の痛みがわかる人間に育ってほしいなぁ
やんちゃに育ってもいいけど、覚せい剤とかには手を出さないよう育てなあかんなぁ
ユウが大人になったら一緒にお酒を飲んで男同士の付き合いをして
結婚したら盛大な式をあげて、新郎の父としてあいさつすることになったら
パパは絶対泣いてまうなぁ
すべてが明るく楽しい将来でした・・・
今日、それがすべて否定された気持ちになりました・・・
そして、ママのご両親にとても申し訳ない気持ちにもなりました。
ママのご両親にとっては初孫、とても楽しみにしてくれてたのに・・・
何よりも、ママには苦労をかけないようしなければとおもってたのに・・・
自分のちからではどうしようもない現実・・・
くやしくてたまりませんでした・・・
今でこそ、楽しい将来をまた思い描けるようになってますが(‐^▽^‐)
昨日、仕事から早く帰って来れたので、夕方フジテレビのアンカーを家でみてたら
スペシャル五輪なんてものを大阪で開催するっていうじゃないですか!
スペシャル五輪とは、知的障害者たちのオリンピックらしく
テレビで参加者の入場行進をみてたら・・・
いるじゃないですか!!!!
ダウン症の人が!!!
僕は、またひとつ、将来の楽しみができました( ̄▽+ ̄*)
ユウに何かスポーツさせてみよ♪