2018年7月25日(水)、埼玉県障害者交流センターで行われた、中高生福祉体験講座に参加をしてきました。午前9時半から午後4時までの約6時間、交流をさせていただきました。午前中は2人の先生のもと、聴覚障害の講座を体験しました。初めに、自分達の名前の手話を教わり、その次に色や数の手話を教わりました。体験中は通訳などはなく、手話を理解するのは少し難しかったです。ですが、先生は私たちにとてもわかりやすく教えてくださったので、とても楽しく授業を受ける事ができました。わたしは、今回初めて手話を学びましたが、とてもいい経験が出来たと感じました。2人の先生にとても感謝しています。ありがとうございました!
午後は車椅子バスケットボールを体験しました。2人の車椅子バスケットボールの選手から教わりました。車椅子バスケットボールは普通のバスケットボールとあまりルールは変わりませんでした。トラベリングやダブルドリブルが少し違うぐらいです。車椅子も私生活で使うような車椅子とは異なり、タイヤが八の字になっていたり、体が前にでないようにベルトが付いていたり、接触した時に倒れないようにキャスターが付いていたりなど、より安全にバスケットボールが出来るようにと様々な工夫がされていました。実際その車椅子に乗ってみると、すごく驚きました。普通の車椅子とは違い、細いターンや動きができました。前にスピードを出して進もうとすると、右にいったり、左にいったりと、まっすぐに進むのが大変でした。ポイントとしては、左右のタイヤを同じ場所から、同じ力で押すことが大事だと学びました。その後、3チームに分かれて試合を行いました。試合をやってみると、普段のバスケットボールとは違い、ドリブルやパスなどがとても難しかったです。とくに私が、1番難しいと感じたのはシュートです。普段より、低い位置からシュートを打つので、力の強さや、シュートを打つ位置などがものすごく、大変でした!初めての体験で、上手くは出来なかったけれど、皆で楽しむことができました。このように楽しむことが出来たのも、優しく、楽しく教えてくださった2人の先生のおかげだと思いました。本当にありがとうございました!そして、これからも車椅子バスケットボールを頑張って下さい!応援しています!!
その後、グループディスカッションを行いました。私は、この交流を体験する前は、障害を持っている人とどう関わるのが1番ベストなのか分かりませんでした。このように思っていた人は私だけではなく、他の人もこのような思いを持っている人も多くいました。この体験を通して学んだのは、障害を持ってる方を特別視する必要は無い、普通に接する事が大事であると言うことを学ぶことができました。そして、これから私たちにできることは、今回学んだことや
得た知識をより多くの人にも知ってもらえるように伝える、視覚障害や聴覚障害、身体の障害を持っている方が困っていたら声をかけ、手助けをしてあげる。こういった周りのサポートがとても大切だと学べました。今回の体験を通して、私たちは多くのことを学べたし、体験出来て、障害についての意識を高めることができました。これも今回、講義を行ってくださった埼玉障害者交流センターの皆様や、講義をしてくださった先生がたのおかげです。本当に感謝しています。とても良い一日をありがとうございました。