素直になれなくて。20 | 青いたんぽぽ

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ぽそぽそと書いてます…
腐なので、ご注意ください(笑)

常に雑食←



みなさん、ありがとうございました!

今日は、鈍感なしょーさんにしました╰( º∀º )╯


ジリ感をお楽しみください←








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オレの部屋なのに、雅紀はオレから鍵を受け取るとオレを引っ張り入れて、浴室に直行。
そして、バスタブにお湯を張り始め、オレの服に手をかける。

「え?何?!」

雅紀の行動について行けてないオレは、軽くパニック寸前。
服の裾を握りしめ、雅紀の行動を止める。

「何すんの?!」

雅紀はオレを真面目な顔で見て。

「何があったのかを知りたいのは、こっち」
「え?」
「え?じゃないでしょ!理由は後で聞くから、早く濡れた服を脱いで」
「あっ…うん…」

脱がなきゃ入れないのは知ってますが、なぜ雅紀が脱がそうとしてんの?

「あの…一人で出来ますが?」
「二人でしたほうが早いでしょ?」

雅紀は微笑んでジーンズを脱がそうするから。

「え?ええええ?!いや、ちょっと待てぇ!!」

って言って、ジーンズを掴もうとするが遅かった。
ジーンズと一緒に下着が足首に来ています。。

「わぁーー!!!!」

上に着ていたロンTの裾でしょーちゃんのしょーちゃんを隠し、その場にしゃがみこむ。

「お前は、バカか!!!」

きっと睨みながら雅紀を見上げれば、なぜかニヤつけてる顔をしている。

「しょーちゃん」
「何?!」

「その姿、写メ撮っていい?」


「ぶっ殺す」


バカなことを言う雅紀に凄んでみたが、まったく効いてない。
しかも、ふっと笑いながら、オレと目線を合わすと。

「このまま、襲ってもいい?」


頬に手を当てられて、真顔で言われるから。
心臓の鼓動が世界中に響くんじゃないかってくらい速くて。
身体中が熱い。


「しょーちゃん、可愛い」

雅紀はそう囁くと、顔を近付けてきて。

え?もしかして!?

自分の考えてることが恥ずかしくなってきて、ぎゅっと目を閉じて。
雅紀の息が近くなって…


「っくしょん!」


「しょーちゃん!」
「ごめん!」

クシャミをしてしまい、雅紀の顔に掛かって。
慌てて手で雅紀の顔を拭う。

「マジでごめん!」

まさかこんな時に出るとは思わなかったんだけど、どうしても止められなくて。
またパニック寸前なオレを雅紀は宥めるように。

「俺もごめん。しょーちゃんがあんまりも可愛くて」
「は?」
「風邪ひくから、入ってきなよ」

そう言って、オレの服を脱がせてバスタブに入れた。



つづく