この曲聴くと、出かけたくなる(笑)
なので、いつもの彼らに行ってもらいました♪
私の書く話は、すべて『びーえる』です♪(*^ ・^)ノ⌒☆
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珍しく、キミより先に目が覚めた。
隣で可愛い寝顔を曝け出してるキミの頬に唇をそっと落とし、起こさないようにベットから抜け出した。
今日の天気予報は『晴れ』
気温もかなり上昇するらしい。
冷蔵庫からよく冷えたミネラルウォーターを取り出し、一気に半分飲み干す。
冷たい水が体に染み渡る。
ふっと息を吐き、カーテンから零れる光を見て。
『出掛けよ』
急にそう思って、寝ているキミを起こしに行った。
「…え?」
まだ眠たそうな顔して、キミは俺の言葉を聞き返す。
「出掛けよ」
「どこに?」
う~ん。そこまで考えてなかった。
「行きたいとこある?」
「ゆーちゃんがどこか行きたいんじゃないんですか?」
「うん。でも、考えてない」
俺の言葉にキミは大げさにため息を吐き。
「じゃとりあえず、朝ごはん食べながら考えます?」
「うんっ」
普段の俺からしたら、豪華な朝食を食べながら。
「で、どこ行く?」
「そんな急に言われても…天気がいいから洗濯とか掃除とかしようと思ってたし」
「それは、帰ってからでもいいじゃん」
「そうですけど」
「なんか欲しいもんある?それとも、ゆっくりしたい?」
「ええ…」
「買い物なら、街だし。ゆっくりしたいなら、温泉とか?」
「この暑いのに?」
「じゃあ…」
俺は牛乳を飲み干すと。
「とりあえず、出ようっ」
「はぁ?!」
「何考えてんのかわかんない…」とぶつぶつ言い始めてるキミを急かし、俺は玄関でキミを待つ。
「何もいらねぇからな」
「え?」
「行き当たりばったりの旅にすっから」
「何ですか、それは」
「それの方が、俺ららしくね?」
ちょっと、いや、かなり強引なことを笑顔で言えば、キミは呆れながらも。
「それもいいかも」
「んじゃ、きまりっ!!」
キミの手を掴んで、玄関から飛び出した。
おわり
始まりも終わりも強引な話(笑)
この二人がどこに出かけたのかは、皆さんのごそうぞーにお任せしますヽ(゜▽、゜)ノ