第5回黒木劇団院外公演を終えて | 黒木劇団のブログ

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昨日、朝方小雨の降り続く中、朝6時に起床。次女の運動会の中止の連絡が学校からあり、午後からの天気の回復を祈った。

9時過ぎ、会場のコミュニティーセンター(通称芝居小屋)に到着、団員らと会場の設定(背景の設置、椅子や座布団を並べるなど)を行ったのち、10時より劇団のリハーサルをやった。

音響、照明、幕引き、大道具、小道具の出し入れなどを確認、11時より和心と鈴木先生、森さん(元かぐや姫のメンバー)のリハーサルを終えて、昼食をとり、来客を待った。

例年なら12時過ぎには、会場の前に屯しているはずのお客さんが皆無で、嫌な予感がした。

結局天気や宣伝不足もあり、例年の約半分(130名)の来場となった。

ただ、会場を見渡すと、丁度いいくらいの満杯状態で、気分不良になったり、立ち見の人がいなかったので、ゆっくり観賞していただけたのではないかと思う。



 

本公演は1330分からだったが、13時よりはぐるま座のメンバーによる紙芝居があり、

定刻通りよさこい隊と鈴木先生のコラボで幕開けした。

よさこい隊の踊りも、三味線の生演奏が入るだけで、迫力のある踊りになり、会場が暖まった。

次に和心のメンバー(7名)による演奏、鈴木さんと森さんのコラボと続いた。

最後に森さんが、なごり雪を歌われたのだが、会が終わった後、劇団員から、あれで全部持って行かれましたねと言われた。

私も舞台袖で聞いていて、引きこまれていく感覚に、さすがにプロは違うと脱帽だった。




幕間にはFUKUさんによる演奏、劇団員らとコント、漫談で会場を盛り上げた。

のっけからはぐるま座さん、鈴木先生、森さんらによる豪華な演目が続いたので、我々の低俗な笑いが逆に新鮮だったみたいで、待ってましたとばかりに場がなごんだ。

劇は実話に基づく別府の大親分だった灘亀の生涯を描いたもので、今回で3回目の上演で、いろいろ細かいトラブルはあったが、何とか無事終了した。

いつものごとくほぼぶっつけ本番状態だったが、長年ほぼ同じメンバーでやってきたので、あうんの呼吸で、やり遂げられた。

こういう活動を始めて約20年になるが、今のメンバーは、曾てないほど、有能、多才で頼りになる。




打ち上げは、流川通りの大黒屋でやったが、今回はメンバーの都合で7人しか集まらず、寂しかった。

公演後の打ち上げは、異様に盛り上がり、仲間との連帯感、達成感を感じられ、まるで昭和の時代にタイムスリップしたかのような気分になれるので、毎回これを楽しみに続けてきたのだが。。。

ただ、人は人の都合で生きているわけだし、こんな日もあるさと思いながらも、ちょっとさみしい気持ちで、帰路に着いた。ほぼ同じメンバーで8年もやってきたのだから、みんな年をとったのかも?? 何はともあれ、今日はいい一日だった、

この公演に関わってくれたすべての人達に感謝、合掌!!