かよぴょん九死に一生を得たスペシャル~第3段~
なんかシリーズになってきて面白いですね~
今回は『全身火傷編』っていうことで~
皆さん、火傷(やけど)をする状況ってどんな事を思い出しますか?
火事、たき火、今の季節なら花火などの火によるもの
熱い鉄板や、フライパンなどに接触してのやけどなど
色々あります
やけどって重度のやけどを全身の約70%してしまうと、死に至ることも・・・
私の場合は・・・
生まれて初めて迎えた、寒い冬のある日のことです
自営をしていた父と母は、寝ていた私を一人部屋に残し、工場にて仕事をしていました。
しばらくすると、私は目を覚まし、足をバタバタさせたりしていました!
そして、背這い(背中ではいはいすること)をして、ストーブのそばに・・・
その時です。ストーブの上にかけてあった100度近い熱湯が入ったやかんが、
私の上に落ちてきて、その熱湯でやけどをしてしまったのです!
やけどをした私は、激しく泣いたそうですが、普段からよく泣く私は、父も母も手を離せないほど忙しいとということで、『また泣いているわ』とほって置かれて・・・
そのうち、泣きつかれてか、意識を失ってなのかは定かではないですが、泣き止んだので、さらにほって置かれて…
私が発見されたのは、火傷をしてから約6時間後のこと…
それから慌てて救急車を呼び、病院へ
救急車2回目~
病院の診断は、
「顔と、おむつをしていた所意外すべてが、重度のやけどをしている。
80%、皮膚がケロロイド状になって、死んでしまっているようなので、このままなら、長くは生きれないでしょう。」
とのことでした
金沢医大にて、皮膚の移植手術を進められました
皮膚移植手術はかなりのお金がかかるということで、父と母はお金を貯めて、それから数ヶ月後に私を 金沢医大に連れていったそうです。
金沢医大の先生にみせると、どうも私は生命力が強いらしく、回復力もよかったみたいで、皮膚移植しなくても大丈夫とのこと。
「大きくなれば、火傷の軽い部分はある程度消えて無くなるでしょう。」
金沢医大の先生がおっしゃったように、現在は、確かに火傷の軽い部分はもう跡はありませんが…
ひどく火傷をおった背中、右足には今も火傷の跡が残っています。
右足のかかとは火傷で、皮膚が成長出来にくい為、左足のかかとと比べると、少し小さめなんですよ~
あと右のかかとは皮膚細胞が壊れているので、すごく固くて、すぐに足が痛くなります。たまに、かみそりで、かかとを削ってあげないといけません…
私の身体は…
今もケロロイドの跡で醜いです
父と母は、女の子なのに、こんなに醜い姿になってしまい、結婚できるか心配したそうです
それでも私は生きてる
人間の生命力ってすてたもんじゃない
ひどいやけどで、小学生のプールの時、気持ち悪いといわれたことも・・・
負ってしまった身体の傷は、一生背負っていかないといけない
こんな醜い身体だけど、身体があるから、よかった。
身体があるから、何だって出来るんだしね~
私の身体さんに感謝
これからも、ずっと、付き合っていただかないといけない私の身体さん
健康に気をつけて身体を大切に扱ってあげたいと思うよ
皆さんも身体さん大事にしてあげてくださいね~