「心をなににたとえよう」


ジブリ映画の歌の歌詞。あのときずっと頭の中で繰り返し繰り返し流れていた言葉。


別にその映画が好きなわけでもない。

でもあのときの心はまさにその歌のとおりで

なにに例えたらいいのかわからない。

こんな苦しみをどう表現すればいいのか、


ただ、ただ感じる苦しさや悲しみをどう消化すればいいのか分からなくて、でも誰かにその苦しさを伝えることもできなくて

だって表現ができないから、まとめられないから

まさに「こころをなにたとえようか」


それだけをただ考えていた。


普段、音楽なんてほとんど聞かない私をその歌がほぼ毎日支配する。


嫌だな、きっとこれから先、その歌を聞くたびあの感情が再び顔をだす。


なににも例えることのできない感情と向き合う準備はまだできてない。