百箇日に想う。
時間だけは、どんどん過ぎて、
私は全然前には進んでいないけれど、
それでも、過ごした時間がとても幸せだった事、
こんな私の子になってくれて、
たくさん、愛してくれた事、
幼い頃から、鍵っ子でひとりっ子の私の、
子供の頃からの寂しさも、
全部、上書きしてくれたかのような
穏やかで包まれた時間を共に過ごしてくれた事、
自分のカタワレのような…。
本当は、もっと前から、ずっとずっと前から、
一緒にいたんじゃないかな、と、
なんだか、よくわからないけれど、
そう思えたりもして。
可愛い おちりをモフモフしたいし、
耳の匂いも嗅ぎたいし、
むぎゅむぎゅしたいけれど。
でも、大きな、
見えない何かに包まれているように、
繋がってるんじゃないかと、
そう感じる事を、
大切にしたいと思う。