成人式式典が終わり
少しホッとしています。
わたしには成人式には特別な思いが
あります。4年前から。
少し長くなりますが
ちょっと書いてみたいです。
4年前
我が家の長女の成人式の日
大雪でとても寒い日でした。
式が終わり長女を迎えに行ったとき
小学校からの仲良し4人が
晴れ着姿で一緒に待っていてくれました。
その中のAちゃん
高校を卒業してから
闘病中だと聞いていて
この日美しい振袖姿と
元気そうな笑顔で
久しぶりに少し話し
嬉しい気持ちで別れました。
元気になれたのかと
思っていたAちゃんは二ヶ月後
暖かい春を待たずに
旅立ってしまいました。
成人式の日
相当辛かった状態だったのに
みんなに心配かけたくなくて
みんなと一緒に成人式を楽しみたくて
だいぶん頑張っていたらしいです。
Aちゃんの思い出はいろいろ
ありますが
特に成人式の日の美しい振袖姿と
可愛い笑顔を忘れることは
できないのです。
ふだんもたまにAちゃんのことを
思い出すこともありますが
やはり成人式の日は
思い出さずにはいられないのです。
今日。今。この時。
どんな状態でもここに
生きているということ。
大切に、大切にしたい。
特に強く思うそんな1日です。
楽しいこと、面白いこと
辛いこと、痛いこと
命あるから感じていられると
思わせてもらっています。
こんな思いを
胸に秘めつつ成人式の
お支度させていただいています。
今日 事情があり成人式に
行かなかったお嬢様のお支度
来週させていただきます。
心をこめて。