自然の恐ろしさ… | たなこめ

たなこめ

京都市右京区にあるたなべ米穀店です。
店主妻が、日常のこと、子どものこと、ワンコのこと、時々お米。

度重なる地震の被害を受ける熊本、大分の
方々。

本当に心が痛みます。

昨日、取引のある徳島の方へ足を運びました。

その道中。



災害派遣に向かう自衛隊。


この数々の車を見て、5年前も見た光景を
思いだし、胸が締め付けられました。

東日本大震災の2日後。

出先の長野県から京都へ帰る、高速道路の
反対車線で見たもの。

それは見たこともない、救急車、消防車、自衛隊車の車列。

道路全てを埋め尽くすほどの車列が、
延々と続いていました。

サービスエリアでも、おびただしい数のそれらの車が、待機等している光景。

きっと、阪神淡路大震災の時も、こういう状況はあったのでしょう。

私にとっては衝撃的で、震災の恐ろしさを垣間見たような気がして、被災者の方々を
思うと本当に悲しくなったのでした。


報道だけでは知り得ない過酷な状況。

私たちでは計りしれない、不安や悲しみ、恐怖。

きれいごとなど言っていられない状況。

たくさんあるはずです。


私たちが忘れないためにできること。
受け身で知るだけではなく、自ら知ること。
行動や気持ちの大きさや重さではなく、できる時にできることを。
その積み重ねが、忘れないために大切なのではないかなぁと、色々考えます。

一日も早く、被災された方々に穏やかな生活が戻りますよう、願っております。