今回のキモ

1️⃣近親相姦までは行かないが

家族愛のそれを超える感情


これは経験のないものには書けないであろうデリケートなものだと思う

情報によると東野圭吾氏には1人または2人の姉がいるらしい


2️⃣自分が他人を思う事と、また逆に他人が自分を思う事のギャップ


巻末にそれぞれの犯人?についての供述が書かれている

同じ事象について、それぞれの立場からみた印象を語っているが、他人に罪をなすりつける、、、と言うより、事実はどうであれ、それぞれの本心だと仮定すると面白い

ヤツガレは実生活において

リアルタイムで、こう言う違う方向からの他人の考えや他人が自分の言動について、どう思うか?などを無意識にいつも観察している


まあ

観察しているだけで悪用はしない

ただ皆さん(自分に)正直な人ばかりだと思う

これは用心して言葉を選ばないと、、、

と思った人は

いまだかつて2人しかいない


3️⃣人は一度疑いを持った人がいて、一旦その疑いが晴れると、その人を2度と疑わない


ヤツガレも時に人をあざむく時に使うチープトリックだが

思えばそれはミステリー小説あるあるじやあないか(笑)


4️⃣人は大事なモノを失うと、その代替えを求めて、その代役をさせようとする

たいがいはうまくいかないが、いかないと自分勝手な理由をつけて消去する


愛憎にまつわる犯罪は、おおむねこう言った経緯をとる


5️⃣人は自分の弱みを握られたり、また、それを解決してくれる人には言いなりになってしまう傾向があり、たとえそれが違法であったとしても正しいと思い込んでしまうものだ


宗教の洗脳や、恋愛における詐欺など

いろんなシュチュエーションで言える事だし

今回あげた5つのキモは

他の東野圭吾作品にも多々登場するものだ


6️⃣あと、このマスカレードシリーズのメインテーマ

変身願望



本作も映画化されているようだがまだ見ていない

チャンスがあれば見て見たい


じゃ