温帯(耐寒性)睡蓮(スイレン)の植え付け方法



こちらは温帯(耐寒性)睡蓮(スイレン)の植え付け方法についてまとめてます💐(以下、睡蓮という。)



熱帯睡蓮とは若干異なりますので間違いの無いようにお願い致します💦


お手持ちの睡蓮が温帯睡蓮か熱帯睡蓮か分からない場合は次の簡易図を参考にして判別して下さい🌱



温帯睡蓮

熱帯睡蓮

花の色

白、赤、ピンク、黄など

白、赤、ピンク、黄、紫、青など

花の形

丸まった品種が多い

細長い品種が多い

咲く位置

水面辺り

水面より立ち上がる

咲く時期

5~9月

6~10月

咲く時間帯

昼咲き

昼咲き、夜咲き

葉っぱの形

丸型が多い

ギザギザ型が多い




今回は睡蓮の植え付けですが、株分け・植え替えではありませんのでご注意下さい。



植え付け・・・睡蓮に関しましては植え付けは基本的に購入時などに行います。ポットなどに入った睡蓮を大きな容器に移す作業をここでは指します。(根は触りません。)


植え替え・・・睡蓮が成長して根詰まりを起こしたり、根腐りを起こしたりした際に行う作業をここでは指します。


株分け・・・植え替えと同じで睡蓮の株が成長してくると、その分根が沢山生えて根詰まりを起こしやすくなったり、栄養が分散されて開花数が減ったり咲かない年が出てきます。つまり植え替え作業に株を分ける作業を追加した作業をここでは指します。





1.植え付けのタイミングは?


植え付けは上記のように基本的にはホームセンターなどで睡蓮を購入した時のように、ポットなどに入っている睡蓮を大きな容器に移す作業を指します。


ホームセンターなどで出回る時期は大体3~6月くらいだと思います🌱


5月以降に購入した睡蓮は根が成長しているものが多いので購入してからすぐに植え付けをしても大丈夫ですが、4月以前に購入した睡蓮はまだ根が伸びきっていない状態のもあります。


もちろん多くは大丈夫だと思いますが、もし不安な方は購入してもすぐに植え付けずに4月末頃までポットで育てても良いかもしれません🌱



2.植え付けする際に準備するもの


準備するものは以下の通りです。



①睡蓮の容器に入れる材料


】基本的に睡蓮はどのような土でも栽培は可能です。今回は私が使用している土を紹介します。

水生植物の土》ホームセンターで販売している土です。こちらは粘土質では無いタイプの土です。


田んぼの土》知り合いに田んぼを持っている方がいれば分けてもらうと良いでしょう。もちろんホームセンターでも販売しています。


赤玉土・小粒》大・中粒だと混ぜる際に砕かないといけないので小粒がオススメです。



肥料】こちらに関しては睡蓮を育てる環境などによって大きく異なるので注意してください。生き物などと一緒の水に入れる場合、肥料が水に溶け出して影響を及ぼす可能性があります。なので生き物などがいる場合は各自責任を持って肥料を入れて下さい。入れる場合、一般的には有機肥料は化成肥料と比べて生き物への影響は少ないという傾向があります。このことを踏まえて一部紹介しますので、肥料選びをすると良いかもしれません。

マグァンプK》化成肥料。長期緩効性なので元肥(植える際に底に入れる肥料)に向いてます。


水生植物の肥料》複合肥料。良くホームセンターで売られている水生植物用に作られた肥料です。元肥でも追肥(植えている容器の土に穴を開けて入れる肥料)でも使えます。


減塩煮干し》有機肥料。通常の煮干しだと水の塩分濃度が上がるので減塩が良いと思います。また、元は魚なので水中に出てくると腐るのできっちり土に埋めること。


発酵済み固形油かす》有機肥料。通常の油かすより効果が出やすく、臭いやカビを抑えやすい。サイズは1cm程のタイプが良いかと。



②植え付けの際に使用する道具


植え付ける容器】温帯睡蓮は横に伸びるタイプの睡蓮です。容器は高さより直径が大きいタイプの浅鉢(平鉢)がおすすめです。小型の姫睡蓮は4号サイズでも大丈夫ですが、通常の温帯睡蓮は5~10号と最適サイズが疎らです。睡蓮を飾る場所のサイズなどを考えて出来るだけ大きいサイズを選ぶのが良いかもしれません。8号サイズあれば大抵大丈夫なイメージです。


植え付けた容器を沈める容器(水鉢)】植え付けた容器が入るサイズです。後、植え付けた睡蓮の株から10cm程に水面が来るような高さがあると良いです。水鉢は睡蓮などの環境に合わせた高さになっている商品が多いです。


鉢底ネット】浅鉢の底に穴が空いていると土などが漏れ出す可能性があるので穴に鉢底ネット(石などでもok)を置きます。


スコップ】土を混ぜたり、土を入れる時に便利です。




3.植え付け



準備が出来たらいよいよ植え付け作業です。




①土の準備



上記にもあるように睡蓮は大抵どんな土でも成長はします🌱


ただ、育てるならやはり毎年綺麗に花が咲いて欲しいですよね💐


もちろん土にも色々と種類があり、環境などによって使う土が変わってきます。


私の場合、水鉢の中に睡蓮を植えた平鉢やメダカを入れるので極力濁らない・土が舞い上がらないようにしたい所です🐟


そこで私の場合、水生植物の土と田んぼの土と赤玉土を3:1:1の比率でブレンドします🌿


理由としては、



水生植物の土→水生植物に使える土


田んぼの土→重たいので水中での土の舞い上がりを防止


赤玉土→根腐れ防止、メダカを入れるので微生物の環境調整



などがあります。(水生植物の土にも赤玉土が入ってる事が多いので単品の赤玉土が無くても問題はありません。私はサイズの異なる赤玉土になるように入れています。)


そしてブレンドした土に水を染み込める分だけ入れて混ぜます💧


これで土の準備は完了です




②浅鉢に睡蓮を植え付ける



いよいよ植え付けです🌱


まず、浅鉢の高さを10等分します。(浅鉢の下から1段~10段とします。)


浅鉢の底に穴が空いていれば鉢底ネットや石などを使って蓋をします。


私は発泡スチロールを薄く切った板を入れてます。



1段目


①で作った土を入れます🌱


次に1段目の上に元肥を入れます。


入れる肥料に関しては上記を参考に各自で入れてください🌿


元肥は長期緩効性(ゆっくりじわじわ溶け出していって長い間効果が継続する肥料です。)を入れるのが睡蓮にとっては高い効果が望めますが生き物などを入れる場合もあるので各自の判断でお願いします。



2段目


①で作った土を元肥の上に被せます。


土を乗せた後、水をかけて土を固めます。


この時、肥料が出てこないように注意してください🌱


肥料が出てないことを確認したらいよいよ睡蓮を入れます🌵


睡蓮を元々の容器から取り出し、土ごと少し根の部分を揉みます。


普通の植物を植え付ける時にもしますが土を揉みほぐして根が伸びやすくします🌱


もし土の中に元から入っていた固形肥料があれば取り出します。


そして土を揉みほぐした睡蓮を浅鉢に入れます。


睡蓮を置く向きですが温帯睡蓮には基本的に成長点(葉や蕾が、出てくる部分、少し尖っている部分です。)が浅鉢の中心を向くように、そして成長点の先が伸びても大丈夫なように空けておくこと、さらに成長点がやや上を向かせることで成長点に光が当たりやすいようにする事がポイントです🌿




3~8段目


後は睡蓮の周りに土を入れていきます🌱


8段目まで土を入れて成長点が出るようにします。


もし成長点が土に隠れるようでしたら土の量を減らしてでも出るようにして下さい🌵


睡蓮が成長すると根がかなり伸びるので土が盛り上がりますので9~10段目まで土入れないようにしましょう🌿




③仕上げ



最後に水鉢に水を貯めて浅鉢をゆっくり入れて土が舞い上がらないようにして沈めて終了です🌱


お疲れ様でした、以上で睡蓮の植え付けは終了です🍃



4.最後に



まだまだ至らない事があるかもしれませんが参考程度にして下されば嬉しい限りです。


若干普通の植物より手間がかかりますが咲いた花はとても綺麗で心の癒しになります。


あまりメジャーでは無いかもしれませんが少しでも睡蓮を好きになってくれる方が増えてくれればと思ってます🌱



これから先また他にもまとめると思いますけど、もし良ければこれからもよろしくお願いします🌿


ありがとうございました🌺