はじめましての皆さんは、コチラもどうぞ
▼自己紹介
2011年3月11日14時46分
東日本大震災
マグニチュード 9.0
日本周辺における観測史上最大規模の大地震
被害に遭われた皆様
大切な方を亡くされた皆様
この出来事と関わる全ての方へ
お見舞い申し上げると共に
お亡くなりになった方々に対しご冥福をお祈りします。
また、全ての皆さまの心が
穏やかになる時間を少しでも取り戻せる様、
切に願っております。
未曾有の地震が起きてから、もう10年。
（もう…10年、まだ…10年）
あの出来事は、私達に何をもたらしたのか？
最近は、よくそんな事を考えたりしています。
当時、私は東京に居て
近隣では大きな川の側にある、会社の事務所で仕事をしていました。
東京とはいえ古い建物だから、それはそれは大きく揺れたし
自分のデスクの袖机は、重たい書類が大量に入っていたせいもあり
地震の揺れと同時に、引き出しが全開に開きました。
揺れが収まってから、事務所の外に出たのだけれど
パッと目に映った光景は、
川に架かる強固な鉄筋の橋が、金属では無いと見紛う程、ぐにゃぐにゃ揺れていた。
そして、コンクリートで固められた地面は
地面なのか分からなくなる位に、波打っていた。
あぁ…大変な事が起きている…
身体の中から湧き上がる恐怖心を感じながら
夢なのか現実なのか？よく分からないこの事態を
頭で理解するのに、ただただ精一杯だった気がします。
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今でも、あの当時の映像を見ると
苦しくなり、涙が溢れて止まらなくなるのは
このブログを読んでくださる皆さんも同じ…なのではないでしょうか？
多くの人の感情のエネルギーは大きく
人の生死は、こんなにも尊いものだと、まざまざと思い知らされた気もします。
先週、実家で見ていたテレビで
『東日本大震災』で、津波から逃れる事が出来た人の行動に対して
特集がされていました。
何人もの方が
『自分だけ生き残ってしまって…』 みたいな発言をされていた。
私は凄くショックだったんです。
被害に遭われた方のお気持ちを100％理解し、
その全てに寄り添えるなど、到底できっこないのだけれど…
でもね、生きとし生けるもの
全ての存在は、幸せになる権利がある。
その方は、「運」が良かったから助かった…ではなく
生きて、やるべきことがあったから、生かされた。
だから、今こうしてココに存在している以上
誰にも遠慮せず、無条件に幸せになっていいし
楽しく笑って、心穏やかに暮らして居ていい。
勿論、言葉で言うのは簡単。
机上の空論に聞こえてしまうのも、よく分かります。
大切な方が亡くなり、自分だけが生き残った時
誰もが、自分の命に対して、その存在を責めるでしょう。
生きている事に対して、罪悪感が生まれる。
しごく当然の事だと思います。
でも、この肉体を以てして
今もなお、ココに留まり、地球で生きている。
悲しみを抱えたままでいい。
大切な方を忘れずに苦しいままでもいい。
そのままで良いので
気兼ねすることなく、自分の命を輝かせて欲しいなぁ…と。
そんな事を想いました。
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そして、私はあの時
『人（人間）の力の凄さ』 を、本当の意味で知った気がします。
大変な状況下においても
他者への思いやりを忘れることなく
力を寄せ合い、助け合うことが出来る。
自分だけ…という概念はなく
みんなで乗り越える。
無いものにフォーカスするのではなく
有るものに感謝し、ありがたく受け取る。
私は今、宇宙人的感覚も大きいから
『人間なんて…』 と時折、絶望する事もありますが
あの当時は、周りの方の優しさや愛情をいつも感じとっていました。
10年経ったいま
世間ではコロナというウイルスにより
色んなことが変化しました。
（コロナについては以前のブログで、自分の見解も書いてあります）
これを機に、立ち戻れば良いのだと
私は思っています。
便利や時間短縮ばかりを追い求め
大切なモノを置いてけぼりにしてきた私達。
大量消費、大量摂取、大量保有…
本来は、本当に必要なモノは
この身体ひとつだけで良い。ただソレだけ。
この地球と共に
他の生き物たちと共存し、今を生きる
皆さんも、是非
何を大切にし、どう生きるのか？
そんな事に想いを馳せる時間を作ってみてください。
▼Because We Believe 和訳
【追記】
そして、やっぱり備えは大切だと思います。
防災に対して、ご自身＆ご家族で話し合い
出来る範囲で準備もしてみませんか？
日頃から備えておきませんか？
本日も素敵な一日となります様に
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