「今回の採血では、血中ホルモンの分泌と甲状腺機能、クラミジア抗体の有無を調べます。何も異常はないと思うけど、ここで異常があるとタイミング法の前に治療が必要になるからね。」
先生には前回の採血時、そんなことを言われた。
今日はその結果を聞きに診察室へ。
先生の前に置かれた結果の紙が目に入る。
細かくてよく見えないが、2つの項目に赤い丸が付けられていた。
「結果ですが、まずクラミジア抗体陽性でしたね…
あとは、プロラクチンというホルモンの分泌量が高いかな。」
…
(何も異常はありませんでした)
この言葉を待っていたのに。
いきなり心がザワザワする。
ただ、先生は衝撃で固まる私にゆっくり丁寧に説明してくれた。
・まずクラミジアの検査には、現在感染していると陽性になる"抗原"と、過去に感染したことがあると陽性になる"抗体"があり、私の場合は抗体のみで(陽性)が出た事
過去の感染時に治療経験がないと、ウイルスが体内で卵管まで到達し、卵管狭窄や卵管閉塞を引き起こしている可能性がある事
・プロラクチンは数値が高いと排卵が抑制されるなどやや妊娠の邪魔をするが、週に1度の服薬で数値の改善が認められている事
今日の結果、10週分の薬を処方され、次回卵管通水検査をする事になった。
今まで妊娠出来なかったのは、私が原因だったのかな。
自分でも身に覚えのない性感染症。
いつ、どこで?
夫に言いづらいけど、言わないと。
帰宅後夫が帰ってくるまで、ひたすらスマホで調べた。
ごめんという気持ちでいっぱいだった。