台風24号が接近中💦なので
昨日は。。



私の父親が今も1人で住んでいる


私が幼い頃育った
(私の実家)へ
旦那さんと向かいました。。




今年のお盆で顔を出した時に。



顔を合わせたな〜ってタイミングで
挨拶なんかそっちのけで
彼の顔(旦那さん)を見るなり


父が
「雨漏りしてるから時間ある時、
   いつでもいいから直しにきて!」
って旦那さんに言ってて。


旦那さんは
「はい、いつでもいいなら」と返事。



時間がある時っ

て言われたから
急いでないのかな〜ぐらいの気持ちで



旦那さんも普段は仕事して
お休みって言っても書類整理やら
仕事で使う道具の整理なんかで
「暇」「休み」なんてなくて。。

常に仕事してる状態。。

休みが取れるなら休ませたいわっ。
と思いつつも

「1日まるまるお休み取れたら」
行こうって話してた。


今、彼も色々と乗り越えなきゃいけない時で
すこし仕事もバタバタしてる。。



そんな中で今回、台風の予報(><)。


最近の台風は本当にこわい。。

雨漏りって言ってたな、。

父の顔が頭をよぎる。。
ボロボロのお家がよぎる。。

心配して何もしなくて罪悪感
感じるよりはっっ(><)!!

私が苦しい(><)!!


う〜〜。。って感じで。。


夜まで仕事して帰ってきた旦那さんと
応急処置でも雨漏りを止める為
夜な夜な実家に向かったのです。。


もしかしたら台風に備えて
直してるかもしれないねって話しながら

父には連絡せずお家を見に行った。



父は夜勤で仕事に行ってお家は真っ暗。

少し風が強くなってきた中で
旦那さんが屋根に登って見てみると。。


「雨漏り」じゃなくて
屋根に大きな穴があいてるよ🕳って。


ライトで照らすと家の中が見えるよ〜〜っ。


だって(*゚∀゚*)。。


そりゃあね〜〜(^_^;)
雨入ってくるね。。。(゚∀゚)
って2人で複雑な気持ちになり


30分くらいで
応急処置で穴を🕳埋めてくれた旦那さん。。



「こんなに穴があいてるなら普通の雨でも
    お家、水浸しになるね。。
    もっと早く来てあげれば良かった」

と反省する旦那さん。。


う〜ん。そうなんだけど。。。


。。。。、。



2年ぐらい前に
私が軽い手術をすることになった時も


父は病室にお見舞いに来てくれたけど。、
付き添いで居た旦那さんに



お家が古くて困ってるって話を
病室で自分の家の不安を一方的に話してくる父。


今思えば(~_~;)

父も父で1人で不安で
お金もなくて歳をとってきて
体が思うようにいかなくなって
悩んでいたとは思うけど。。



私は私で
軽いとは言え自分の病気での初めての手術。
不安と緊張で
そして父の態度にますますイライラ。。。



「入院してる私のお見舞いに来たの??
   自分の不安をぶつけに来たの??」

って言っちゃってた。。


イヤ〜〜な空気のまま父は帰っていった。。


う〜ん(~_~;)
もやもや罪悪感。。。


そんなつもりじゃないんだろうけど。
お互いにすれ違い。。


古いお家の修繕を
家族になったばかりの再婚の旦那さんに
当たり前の様に無償でお願いしてくる父。


謎。
私には理解できない(><)
忖度とか察しろとかそんな感じで
親の立場を利用しやがって。。

娘の旦那さんなら
断れないだろう。


何言っても聞いてくれるだろう??



ギリギリな生活の中で育ててもらった私は
父親の性格は知っている。。



親身になってやってくれるってわかったら
どこまでもアレもコレも言ってくる。。


いわゆるクレクレ星人☆


自分の欲には忠実な人。。


ギリギリの生活でも
自分の趣味のカメラ買ってきたり。

高い健康食品とかサプリ買ってきたり。


父は貧しいとは思ってなかったのか
父なりにのびのび生きていた。





それでも私を育ててくれた人。。
それも私の一部。


なんだか複雑なきもち。。



父のそんなところが嫌で嫌で

デリカシーとかなさすぎて
空気読めなさすぎて
相手の気持ち。、とか
考えなさすぎて(;ω;)


自分の事しか頭にない。


世界は
「父」中心で動いてるのかと思うぐらいの発言に



旦那さんに対しても恥ずかしくて
(;ω;)
素でがめつくて


なんか申し訳なくて
泣きたくなってた。




それでも。

私が大人になるまでお世話になった
おうち。


住んでた時からボロボロで(^_^;)
たくさん虫が出たおうち。


てか最初からボロボロの状態から住み始めて
40年以上住んでるから直したいとこなんて
今に始まった事じゃないのに。



私だって父を無視したい訳じゃないし
ボロボロなお家で
1人で暮らしてる父親を
気にならない訳じゃない。


できる事なら
私だって協力したい。


大きくなるまで育ててくれたお家。。
感謝しなきゃ、、、
なんだけど。。。


(^_^;)


なんなんだろうこの
父と話すと。。
残念な気持ちになる。
悲しくなる(p_-)。。感覚は。。





小学生の頃の私は
まわりの友達の家と自分の家を比べては


友達の家の
快適な暮らしや子供ファーストの家庭とは
とてもかけ離れてる様に感じて
どんどん劣等感まみれの自分になっていた。



洋服は姉?いとこ?てか誰の?ってぐらい古い
お下がりばかり。

髪はいつもお母さんが切ってくれる
きっちり眉上オカッパヘア〜で。

なんかトータルでダサい(°▽°)




その頃の私にはこのダサい世界が自分の全て。
生きる楽しみが見出せなくて。


見た目(外見)をすごく気にしてた。


人からどう見られてるか
が凄く凄く気になって。


自分は貧乏だと思われてる
って勝手に決めつけて生きていた。



「衣食住」


着るものも
食べるものも
住むおうちも

「あるでしょ?」


って、言われて育ったけど



あるにはあるんだけどぉぉぉ。
ギリギリすぎて(^_^;)息苦しいよぉ。
って心が悲鳴あげてた。


子供ながらに恥ずかしいって思いながら。。



その頃は幸せ感じられなくて

自由のない世界をどう楽しめばいいのか
子供の私にはわからず。


だんだん身につけた自分を守る方法は



心を閉ざす事。


悲しまなくていい方法を探しはじめた。


最初から諦める。
期待しない。
夢なんて持たない。語らない。
感情なんて出してたら怒られだけ。
だから最初から言わない。



思春期を迎えるとその思考が完成されて

お家では口をきかない私になった。
そして
誰も信じない。私が出来上がった。


そんな家庭に生まれた事を。。
子供の私なりに



「私はみじめ」って
悲劇の人生ドラマの主人公やってた。





それでも
大人になって、結婚、出産、離婚、再婚、と

世の中   や
生きる
っていう事を経験してみると。



小さい時はとっても大嫌いだったお家。


このお家の子供だと思われたく無いぐらい
恥ずかしいぐらいにボロボロなお家が


なんだか愛しく思えた。



子供のわたしは
「生きる事に一生懸命だったな〜〜」って。
そして親も
「育てる事に一生懸命」だったんだなって。


客観的に。ふと自然に。

感謝がうまれた。



そしたら父親は
そのお家の大黒柱で

毎日当たり前の様に
3食ご飯食べさせてくれて

私を学校に普通に行かせてくれて

車の免許を普通に取らせてくれて

成人式の着物をレンタルしてくれた。



「生きるだけ」よりそれ以上に
してくれた事がたくさんあった。



あの頃は
嫌な事だらけだったけど


この家に産まれた事。

恥ずかしい思いさせやがって〜〜
って親を責めて恨んで生きてきた私。


37歳になった今。。
親の気持ちがやっとわかる様になって。


あ〜〜。

ただただ
「親」をしてくれていたんだな。。


「自分で世界を暗く見てた」事に気がついた。


ただ単に「感謝」がなくて
「誰かのせい」にする人生。


( i _ i )。。チーン。。
恥ずかしい。。恥ずかしい。。

今度は自分に泣きたくなった。


お家は古くて
洋服はお下がりで
ご飯は質素だったけど。

でも「あった」んだなぁ(;ω;)って。。
大事な事に気がついた。。

「お金」は無かったけど
「親としての愛情」が無かった訳じゃない。


親として今も元気でそこに居てくれる事。
父も失敗しながら挫折しながら。


親として
私を育ててくれて
いつも味方でいてくれた事に何も変わりはない。


私はいつまでも子供をしてて
年だけとっていつまでも親にも甘えて
ナナメから物事を見てばかりで。。。

長い長い「反抗期」をしていたんだな。、

と。


あぁ〜〜(;ω;)
何を見て生きて来たんだろう。


ココロに貼り付いていた
分厚い皮のようなものが
ポロポロはがれていく。。


それと同時に出てくる
幼い頃の
もっともっと前の素直な私。


世の中には
いろんな家族があって、

私の家族だけが「特別」なんかじゃない。


大人になるにつれて
自分に起こる色々な経験をして


色々な角度から物事を見て
それを自分に置き換えてみて


過去の自分を見つめると


わたしの中で過去が変わった。。



この家に産まれて
たくさんの感情を味わい
遠回りしながらも経験して
今日まで生きてこられた事。


私の人生だからこそ起きた

私にしか見る事のできない
私だけの人生。


今ここで
私の目に写る


そのすべてが私の人生なんだ。

そのすべてを
味わい尽くしちゃえばいいんだっ!!

起こった出来事にフタをするんじゃなく
起こった出来事のまま感じきる。


なんだか
暗かった過去が


幼い頃に決めつけた暗い感情さえ
すべてが愛おしくて笑えた。


私はずっとわたしを守りながら
私と歩んできてくれたんだな。。

私に産まれてきて良かった。



育ててくれた環境すべてにありがとう。



私には理解不明な発言して
私や周りを戸惑わせる父も
私の人生の一部なんだ(^-^)


天井の大きな穴と
わたしの心の穴が

同時に埋まった。


子供の頃のわたしと

手をつないだ╰(*´︶`*)╯♡これが私。