☆スカイ ブルー ノート♪ -2ページ目

☆スカイ ブルー ノート♪

☆空色のノートに大好きな映画や音楽やetc.…について綴ってゆきます♪

女優・安川結花さんの主演舞台を観劇。


“STRAYDOG”Produce「アオイの花」
作・演出 森岡利行


12/16(日)マチネ@下北沢「劇」小劇場


平成9年に起きた“酒鬼薔薇事件”で、幼い命を奪われた女の子と、残された家族の重い悲しみと再生の軌跡を描く。

実際に娘さんを亡くされたお母様が綴られた手記が、モチーフになっているのだろうか。
犯罪被害者家族の想像を絶する悲しみ、怒りや、複雑な心境の軌跡、そして加害者、法律、マスコミ等の理不尽な実態、二次被害との苦闘を切実に描き出す。
リアルタイムで事件を知っている(一般の“傍観者”でしかないが)ので、生々しい記憶がフラッシュバックして、胸が痛んだ。

安川さんは、幼い娘を突然、犯罪によって奪われた母親を演じた。
母としての慈愛、強さと弱さ。
激しく重い悲しみ、怒り。
壮絶な絶望の底から生きる希望を見出し、再生してゆくまで。
女優・安川結花の渾身の演技を最前列で見届けた。
熱く深く胸を揺さぶられました。

子役の富沢里綸那ちゃんも、実にしっかりとして可愛らしかった。
それゆえに尚更、重いテーマが痛切に胸に迫った。

役者さん達のコミカルな稽古場風景から、やがてシリアスな物語世界へと引き込んでゆく。
時に歌やダンスで幻想的に心象風景を描き出す。

「生きる力」の尊さ、輝き。

キャスト、スタッフの皆さん、公演お疲れさまでした。