明けましておめでとうございます
皆さん、遅くなりましたが明けましておめでとうございます。
いよいよ、中国の春節(旧正月)が来週末から始まります。
今週末から工場もお休み、2月6日から稼働というところも多いようです。
今年の中国からの来客数はどれぐらいになるのでしょうか?
年々、爆買い客は減り、特需的な要素はなくなってきましたが、
京都への来客は多そうですね。
観光シーズン
観光シーズンが到来しました。
紅葉はまだ少し早いので、今月の26,27日あたりがピークではないでしょうか?
新しくオープンしたホテルなどをはじめ、すでに予約で満室状態となっているようです。
いつも思うのですが、観光シーズンに合わせた料金設定に疑問を感じています。
普段、6千円ほどで宿泊できるビジネスホテルまでが、2万円以上となっています。
アメリカのラスベガスなどでは、展示会やボクシングの試合などイベントがある時は宿泊料金が何倍にもなるのは昔からですが、宿泊料金にシーズン制を導入している事に利用者はどう思っているのであろうか?
本来、宿泊料金はコストを計算したうえで成り立っている価格であり、株価でもないのに、利用者の足元を見たような増額はイメージを悪くしかねないと思います。
予約がいっぱいになれば仕方ないですが、料金を変動させることにはやはり反対です。
これから京都に来られる方は、そこらへんもホテル査定に入れてもらいたいものです。
フォーシーズンズホテル京都
ついに10月15日に「フォーシーズンズ
ホテル京都」がオープンしました。
この地は、元々京都専売病院から東山武田病院という病院の跡地。
歴史的にも隣接している「妙法院」の元敷地でもあり、皇族の子弟が住持を務めた寺院として「門跡」を名乗る名門寺院です。
安くても1泊10万円以上する宿泊プランですが、
どれだけの方々が宿泊されるのだろうか?
もちろん、十分に採算が取れる事が計画されてのオープンでしょうが、果たして京都の中で
どれだけの地位を築く事ができるか楽しみです。
ホテルはその町のランドマークであるわけだが、利用頻度が少ない高級ホテルが京都でだれだけの認知を得ることが出来るか・・・。
高さ制限のある京都ではホテルは成功しないと言われていた20年以上前とは状況が変わりましたね。
2014年に「リッツ・カールトン京都」
2015年に「翠嵐(すいらん)ラグジュアリーコレクションホテル」
外資系高級ホテルの進出ラッシュ。
少し寂しい気もしますが、日本・京都をターゲットにしている事は、有難いことでもあります。
ホテルは、宿泊・宴会・料飲と3つの部門から構成されるが、ここ近年のホテルは、宿泊がリードしているのが実情です。
このフォーシーズンズホテル京都の周りには、清水寺や国立博物館、三十三間堂などの観光地があり、ホテルも「ハイヤットリージェンシー京都」があります。
外国人比率の非常に高いホテルで、昼間のロビー回りなどは、外国に来ているかの錯覚を覚えるぐらいです。
恐らく、フォーシーズンズホテル京都もそのようなホテルになるでしょう。
日本では、かつてのフォーシーズンズホテル椿山荘東京のイメージが強いが、現在のフォーシーズンズホテルの戦略が反映されているホテルに魅力は感じます。
是非、試泊してみたいホテルです。
ホテルの客室数
京都のホテルの客室数は、以下の通り。
ホテル名 | 客室数 | |
1 | 新都ホテル | 986 |
2 | アパホテル 京都駅堀川通 | 515 |
3 | ウェスティン都ホテル京都 | 499 |
4 | リーガロイヤルホテル京都 | 489 |
5 | 京都ロイヤルホテル&スパ | 443 |
6 | 京都東急ホテル | 430 |
7 | ホテル近鉄京都駅 | 368 |
8 | ホテルモントレ京都 | 327 |
9 | 新阪急ホテル | 323 |
10 | ホテル京阪京都 | 318 |
京都は建物の高さ制限があり、なかなか高層ホテルは
建てれないので、以前より客室数が取れないとされてきました。
最近のホテルラッシュでは、100~200室前後のホテルが多くみられます。
また、大浴場の付いたビジネスタイプのホテルが多いようです。
ハード面では、当然新しいホテルがきれいでいいですが、
ソフト面でのサービスは低下して行ってるとも言えます。
これは、開業後数年はいいですが、ソフト面での強化なくして、継続した
リピーターの確保は難しいのでないかと思ってしまうのは私だけでしょうか?
日本で有数の観光地である京都だけに、コンシェルジュ的なサービス。
いわゆる顧客一人ひとりに対応した京都を熟知したスタッフがどれだけいるのだろう・・・。
客室数だけではホテルのランク付けは出来ないが、
世界中から様々なお客様が来る京都に対応できるホテルマンの育成にも
力を入れないといけないのではないだろうか・・・。
リニューアルオープン
久しぶりの投稿です。
リーガロイヤルホテル京都が今月8日(木)にリニューアルオープン
します。
この京都の地で長年にわたり「京都グランドホテル」として知名度を上げ、
リーガロイヤルホテルグループとして20年前に名称変更してからも京都駅の
開発が進む中頑張ってきたホテルです。
今回のリニューアルには、○○億円かかっているそうですが、
ここ数年のインバウンドのお客様への対応や、これから東京オリンピックも
控えており、京都のホテル戦争がいよいよ勃発してきた感じです。
東の帝国、西のロイヤルと言われた時代から随分様変わりしたホテル業界ですが、
リーガロイヤルホテル京都の躍進に期待しています。
ちなみに、オープン初日には、宿泊する予定です。
宿泊予約について
本日、近畿地方は梅雨明けしたようですね。
例年は、祇園祭が終われば、梅雨明けというのが京都の常識ですが、
今年は早いですね。
さて、今日は宿泊先のホテルが混んでて取れないという経験を
された方は必見!!
私がホテルマンでフロント勤務だった頃、
不思議だったのが、コンピューター上では満室なのに、
宿泊チケットを持ってこられるお客様・・・。
満室なので、どこの部屋に設定したらいいのか、
よく悩みました。
チケットを持たれている以上、必ず泊まっていただかなければならないので・・・。
ビジネス出張などで、よく利用される方はご存知だと思いますが、
これはエージェント(旅行代理店)が発行しているバウチャーと言われる
宿泊チケットです。
通常ホテルは、宿泊部屋を各エージェントに割り当てをしております。
例えば、J○B=30室、日本旅○=20室などなど。
その割り当てが、ホテルに返ってきていない以上、各エージェントが
発行するバウチャーは、受け入れなければなりません。
と言うことは・・・
インターネットやホテルで予約が満室の場合は、
直接大手の旅行代理店に連絡をして、バウチャーを発行してもらうと、
場合によっては、希望先のホテルに泊まることができる・・・という事です。
これは、私の仕事でもある裏ワザですが、
これから夏にかけて、旅行される皆さんの
参考になればと思います。
夏の京都は、暑いですが、涼しみ方も色々あります。
また、夏だけの特別拝観などを行う寺社もありますので、
是非、お越しください。
東寺
京都には観光スポットが山のようにありますが、
それは、京都が長年にわたっての日本の首都であり、
都として常に政治や文化の中心であったからです。
毎年、ある大手ハウスメーカーのお得意様を招待するツアーが
あり、今年の春もコーディネートさせていただきました。
約400名規模のツアーで、4日間に分けて行っているのですが、
今年の目玉は何といっても世界文化遺産である教王護国寺(東寺)
の特別拝観でした。
東寺の方々のご協力で、京都の町のシンボルとも言える
五重塔(国宝)の内部も特別に拝観できるようにしていただき、
さらに普段立ち入ることのできない本坊の客殿で「たん熊北店 」
のお弁当を堪能いただく豪華なツアーでした。
この客殿からは、西門にあたる「蓮花門」を内部から見ることが
でき、この国宝の門は、弘法大師空海が高野山に戻る時に
くぐったとされ、空海が戻ってこなかったので、それ以来
開かない門と言われています。
東寺は国宝の宝庫で、じっくり見て回るには一日かかりますが、
改めていろんな発見ができます。
ホテルの中の旅館
とのリクエストに即答したのが、蹴上にある「ウェスティン都ホテル京都」です。
このホテルは、インクラインや日本初の水力発電所がある地域で南禅寺も近くにあります。
東山の斜面に沿って建つホテルの別館として数奇屋風別館「佳水園」があります。
部屋から見える庭園自体が京都市文化財(名勝)に指定されています。
今から10年近く前に、アメリカのプロメジャースポーツであるNFL(National Football League)の役員の方々の宿泊でもここを利用させていただきました。
大変喜んでいただきましたが、ゲストが夜中、酔っ払って白砂の庭園の中を歩いてしまい、注意されたのを記憶しております。
旅館のサービスとホテルのサービス、双方に素晴らしいところがありますが、京都での滞在先選びは、どのような目的で、どのように過ごしたいかで、その旅自体が大きく変わるポイントですね。