もう半年くらい前になるでしょうか。私の奥さんがフラワーアレジメント教室に通って、その作品を自宅に持って帰ります。私はわからないのですが、植え込みの容器も毎回異なり、金網のようなものに麻のような布で囲ったり、ブリキのような容器だったり毎回多種多様で趣向がこらしてあります。花もいいのですが、しやれたコーディネートされたデザイン容器が女性にうけているかと思います。
しばらく玄関に飾り楽しみました。それはそれでとても良いことなのですが、問題はそのあとです。花卉類はしおれたり枯れたりして処分するのですが問題は寄せ植えの場合その中にコチョウランがある場合、枯れてはいないので奥さんが私にこのように言います。
奥さん:このコチョウラン育ててみない? 日本のランを育ているわけだから育てられるんじゃない?
私:ずいぶん昔、義母(奥さんの母上)から分けてもらったシンビジュームやデンドロビュームを少し育てたことがあったが見事に枯らしてしまった。あれから何十年も経ったシニア世代の自分に育てられるのかな?
奥さん:でも庭の棚にブラブラとたくさんのランが吊ってあるじゃない?
私:わかった。それを言われるとな~。枯らしても文句は言わんでよ!
・・・みたいな会話をした覚えがあります。
↓このデンドロビュームは奥さんがフラワー教室で小さな板に付けて自宅に持った帰ってきた株です。私から見てあまりにも板が小さかったので、花が終わり次第、私がもっていた流木に着生させたものです。当時は花が咲いており白い弁にセンターが茶色だったような記憶です。デンドロビュームノビル系になりますか。全体としてとても元気です。
↓半年が経過しましたが、全体的によく根が活着しています。これなら冬は屋外で冬を越せると思います。糸は来春除く予定です。
↓このコチョウランは奥さんがフラワーショップでプライスオフでめっちゃ安かったので買ってきたものです。花色はよく覚えていません。流木に付けましたが立派な新根が出てきて流木に活着していることがわかります。ここまでくれば何とか育ってくれると思います。
↓この流木に付けたコチョウランは2株の寄せ植えですが1株はフラワーアレジメント教室で、残り1株は処分品で大幅プライスダウンだったもので奥さんが持ち帰ったものです。両方の株ともにみずみずしい新根が水苔の中から覗いています。
以上、何十年ぶりに洋ランを育て始めました。ネックはコチョウランの冬越しです。コチョウランは屋外での冬越しは無理なので室内のフレームに入ることになるかと思います。さて今後どうなることやら。