今回は股関節について記録しておこうと思います!
股関節亜脱臼と股関節脱臼に詳しい方からしたらかなり初歩的な知識なので読まなくて大丈夫です。笑
私の知識が本当にミクロンほどしかなかったので
今回きちんと理解した内容をまとめました。
今年の5月のレントゲンです。
↓
今回しっかり知識としてPTの先生から教えてもらってきた説明をそのまま残します。
青の山が赤の線に対して大体半々くらいになっています。
この青の山が赤い線より3〜7割程度体の外側(このレントゲンは右足なので向かって左側)に出ていたら亜脱臼。
8〜10割外側なら股関節脱臼となるそう。
今回は約5割外側にズレてるから亜脱臼。
この段階なら荷重はかけてok。
リハビリをして、立位や、膝立ちをしていくことで器を育てていく必要があります。
内転筋が優位に働くことで体の外側に外れる可能性が高いので
①足がクロスになる
②割座をする
③右側を上にした状態の横向き(左側臥位)
ここら辺は避けた方が良いと言われました。
対策
①足がクロスになる
・見つけたら直す。笑
・開脚のストレッチをする
②割座をする
・これに関しては止められないので見つけたらなるべく正座にする。
・あぐらも同じような頻度、又はそれ以上にやっていく。
③右側を上にした状態の横向き(左側臥位)
・なるべく左側を上にして寝る(右側臥位)
注意点→この状態で上半身がうつ伏せっぽくなると結果的に下になっている足(今回は右足)が内転することになるのでしっかり横向きにする。
もちろん赤ちゃんみたいにM字の足で寝たり、
しっかり股関節を外転させた上でうつ伏せで寝られた方がいいのですが
ちーちゃんはとにかく横向きでないと寝ないのでこの対策をとっています。
・足の間にクッションを挟む
一晩中見張るわけにもいかないし、寝返りもするのでなるべくではありますが、こんな感じで寝かせてます。
夜に骨は伸びるので
骨の成長に筋肉がついていかないと脱臼だけでは無く変形(側湾)などのリスクにもつながるので気をつけてあげて欲しいと言われました。
同じ理由で骨が伸びるときに筋肉の硬さが邪魔しないようになるべく柔らかくしておいて、
筋肉の長さも保っていきたいので
内転筋だけで無くてストレッチは特に大切だそうです。
もちろん立位をすることも毎日継続することで膝裏やアキレス腱は毎日つばすことにつながるので大切!
とにかく股関節脱臼の予防には
立位(膝立ち)とストレッチ!!
あとはすぐには難しい問題だけど足の外側の筋肉を鍛える!
クロスしてしまう理由は内転筋が外側の筋肉より異様に強いこと。
本当は内転筋に勝てるくらい外側の筋肉がついてくると意識的に足を開くことができるようになる!ということです。
理論上はつっぱりに筋肉は勝てるそうです。
現実的に本人は無意識にやっていることも多いので難しいかもしれませんが、
つっぱりってしまう時に使いすぎてる筋肉と逆の筋肉を鍛えることができればつっぱりをコントロールできるようになるということです。
なので四つ這いやカニ歩きなどで足の外側の筋肉をつけていく努力をしています。
整形の先生からすると脱臼はしていないので治療対象外。
寝る時内転しないように気をつけて、と言われました。
人によっては内転防止の夜間装具をつけたり
クロス足なりすぎちゃう人はボトックスや、筋肉を切る手術を行うそうです。
かなり気をつけていても5〜7歳の2年間で脱臼や筋肉を切る手術をして、
10〜12歳で再手術っていう子が多いと大学病院のPTの先生が言っていました。
急に背が伸びる時期だそうです。
ちーちゃんは大学病院でのPTのほかに訪問でも週に2回PTが入っていて
週に一回は医療マッサージも受けていて
午前中の療育(週5)でも立位は必ずやってくれています。
みんなが発達が進むことと、脱臼や側湾にならないように頑張ってくれています。
帰宅後も土日も暇さえあれば立っているちーちゃん。
私が座らせる時は必ずあぐら。(割座は自分でやってるから)
寝る時の姿勢を気をつけ始めたのも半年以上前です。
ストレッチ嫌がられながらも頑張っています。
そんな環境でも亜脱臼になってしまったのだから
何もしないで過ごしてたらもう外れててもおかしくないな。
今までのことはきっと意味があったし、これからも地道にコツコツ続けていくことできっとより良くなるな!と決意をしました!
毎日の生活は目まぐるしくすぎていくけど
リハビリは毎日コツコツ!
楽しくやっていけるように
おかあさんといっしょやワンワンを味方につけて頑張っていこうと思います!
コロナでなかなか思い通りの毎日が過ごせない方も多いと思いますが頑張っていきましょう!


