
ハピスポの藪です

6月12日(日)
お台場で開催されたユニバーサルフットボールジャムというチャリティーイベントに参加してきました

イベントの目的は、障害を持った方、健常者の方、トップアスリートがサッカーという共通言語を通して、垣根を越えて楽しむ事でした

私達は学生のボランティアとして参加し、到着するなり各自の仕事に取り掛かり、一生懸命働きました

ハピスポメンバーは、マネージャーとして職務を全うしました

マネージャーの仕事は、各チームの統括であり、チームをまとめる事に各々が奮闘していました

障害者の子供達を相手にするため、各々不安な気持ちなどあったと思いますが、子供はとにかく純粋で、そんな気持ちを吹き飛ばすほど、目一杯私達の懐へ飛び込んで来てくれました

ただ、個人的に不甲斐無さを感じた出来事がありました

それは、難聴の子供達との接し方です

必死に伝えようとしても、やはり難しい部分があり、正直どうして良いか分かりませんでした

コミュニケーションが取れない事に私は困惑していましたが、それ以上に彼等は困惑したと思います

それは、他の子供達と同じ様に楽しませてあげられなかった事を意味し、私個人の力の無さを表しています・・・
前持って、筆談とかを準備出来ただろうし、もっと自分からアプローチ出来たのでは無いかと正直反省しています

現地にトレーナーの方で、手話が出来る方がいました

その方が私を助けてくれて、彼等のコミュニケーションの架け橋になってくれたため、最終的には彼等とも仲良くなれたのですが、彼等が抱いていた不安や焦りを考えたら本当に申し訳なかったと思います

難聴の子供達も他の障害を持った子供達も、ハンデを背負って生きているのかも知れません
ただ、それをハンデとしない環境を作る事が私達にも出来るのでは無いかと思いました

例えば、もし僕が手話が出来る人であればそれはハンデにならなかっただろうし、今回、この様な機会を設ける事でみんなピッチに立って楽しくサッカーをしていたし、待ち時間もみんなでワイワイ遊んでいました

何をやれば良いとか明確なものはハッキリしませんが、私達に出来る事があるという事だけは分かりました

何かをやってあげようとか、何かをしなければいけないとかそういう気持ちは返って迷惑になるかも知れませんが、私達一人一人が認識をする事で少しでも助かる人がいるのかも知れません

社会は共有するものです

十人十色の世の中で、それぞれが分け隔てなく共に生きていける社会、そんな社会に少しでも近付けられる活動がハピスポでも出来ればイイなと私は思いました

とにかく子供達の笑顔は最高で、たくさんのパワーを貰いました

本当にみんなありがとー



