✅逆効果になってしまう育毛剤の使用方法とは?

 

育毛剤がどんなに良いものであっても、使い方が間違っていては何にもなりません。
これは本当にもったいない事です。
それではその間違いを、具体的に見てみましょう。

 

・不衛生な頭皮に育毛剤を塗布する

 

・使用する育毛剤の量が多い

 

・他社の育毛剤を併用する

 

・使用期間が短い

 

これらは、間違った育毛剤の使い方のほんの一例です。
どうですか?正しく使用していますか?それでは各項目をチェックしてみて下さい。

 

✅1.不衛生な頭皮に育毛剤を塗布している

健康な髪を育てるには、土台となる頭皮が清潔であることが必要です。
不衛生な頭皮では、マラセチア菌などの常在菌が過剰に繁殖し、かゆみや炎症が起こります。
この状態に育毛剤を塗布すると、さらに頭皮環境を悪化させ、抜け毛を増やす恐れがあります。育毛剤はシャンプー後等、
清潔な頭皮に塗布してください。

 
2.育毛剤のつけすぎ
「過ぎたるは猶及ばざるが如し」の例え通り、育毛剤も正しい用量で使用する必要があります。
血行促進成分や皮脂分泌抑制成分など、さまざまな成分が配合された育毛剤をつけすぎると、
本来の効果・効能が得られない場合があります。
また、毛穴が詰まったり、頭皮に負担がかかることもあります。
はっきり言います、育毛剤はつけすぎても効果が上がりません。必ず適量を守ってください。
 
✅3.他社の育毛剤との併用 
 
何種類もの育毛剤を併用すると副作用の危険性が高まるので、1つだけ使用するようにしましょう。
ドラッグストアなどの市販の育毛剤は安全性が高いですが、副作用の危険性がないわけではありません。
それぞれの育毛剤には守るべき用量があり、併用すると副作用の危険性が高まります。
具体的な副作用として頭痛や吐き気などの症状が出ることもあります。
育毛剤は1種類と決めて下さい。

✅4.使用期間が短い

育毛剤は、最低でも6ヶ月間は継続して使用して貰わないと、その効果は実感しにくいです。
これは、毛髪にはそれぞれヘアサイクル(成長期→退行期→休止期)があり、毛髪は成長し、成長期にしか毛髪復元剤の効果が得られないためです。
退行期と休止期は、次に髪が生えるまでの準備期間なので、その間に育毛剤を塗っても効果は現れないのです。
個人差は勿論ありますが、退行期は2~3週間、休止期は2~3ヶ月かかりますので、最低でも4ヶ月は効果を実感しにくいでしょう。
まずは6ヶ月間、毎日継続してご使用ください。


✅5.注意事項として

上記の通り6ヵ月は継続して使用して下さい、と言いましたが、

・我慢できないほどのかゆみ

・使用してから目に見えてフケの量が増える

・頭皮に湿疹ができる

の症状がある場合は即刻、使用を中止して下さい。

・副作用が心配な方の選択肢の一つとして

医薬部外品の育毛剤は、副作用のリスクが低いのが特徴です。
というのは、含まれている有効成分は厚生労働省の認可を受けていますので、
規定量以上配合することができないため、副作用のリスクは医薬品よりも低くなっています。
育毛剤の副作用が心配な方は、医薬部外品に変更してみてはいかがでしょうか。

 

参考にして頂ければ嬉しいです。