シェルティのブログを書かれている方の記事を拝見して、懐かしくなったのでちょっと書いてみる
今からちょうど20年前、私には弟のような大切な愛犬がいました。
小柄な優しくおとなしいシェルティの男の子
子犬の頃、石をかじって前歯の先端が一本少しかけていて
体調が良くないときでもギリギリまで元気な姿でいようとする、嫌な事をされても噛みつかず、じっと我慢するようなとても忍耐力のある子でした。
散歩中、よそ見をしては電柱や看板に激突したり、コンクリートの溝蓋の穴に足を取られてガクッとなったり、つまずいて転んだり…
慌てて体勢を整えると、なんでもなかったようなすまし顔をして、よく笑わせてくれました。
本当に可愛いくて、大好きでした。
10歳になった頃、突然尿が長く出続ける事が多くなりました。
病院での診断はクッシング症候群という病気
治ることはないと言われました。
できる限りの治療をしましたが、症状はどんどん進行し、ある日ブラッシング中に腹部の一部の皮膚が壊死して毛ごと剥がれ落ちました。
綺麗な毛並みが自慢だったのに、新しく毛が生えてくることもなく大人の手のひら程の大きなハゲができました。
舌も、小さな傷ができたところから壊死が始まり、半分切り落とすことになり、自力で食事、水分が取れなくなりました。
少しでも苦しくないように、毎日、家族みんなで必死に介護しました。当時まだ交際中だった夫も通院に付き添ってくれたりと手助けしてもらいました。
病院では安楽死という提案もされましたが、苦しい中でも笑って尻尾を振って一生懸命に生きようとする姿に、私はどうしても選ぶことはできなかった。
病院の先生から好きなもの、食べたいものを食べさせてあげてと言われ、欲しがるもので食べても大丈夫そうなものはいろいろ食べさせてあげました。
舌が無くなる前、散歩中に出くわした移動販売の石焼き芋とわらび餅屋に興味津々だったので、お芋とわらび餅を買って夫と3人で分けて食べた時は楽しかったな…
病気発症から1年の闘病の後、眠るように息を引き取りました。
今でも答えは出ないけど、この選択のこと、命について考えてしまう。
シェルティが大好きで、また家族に迎えたいと思うのですが、家庭のこと等、色々なことを考えてしまい中々踏み切れないでいる。
でも、いつかきっと…と夢見ています。