デジャヴとは既視感のこと。日本語で読んで字のごとくは、初めて見るものなのに既に見たような感覚がすること。ひいては、初体験なのにどこかで体験したような感覚がすること....。あれ?あれあれ?あれれれれ?(うるせーな)とはどこかから思ってましたよ。なんか去年こんな感じじゃなかった?ってね。何が同じ?どこが同じ?いやいや...そもそも産駒も違えば、もちろん厩舎も違うし....てどこかで同じはずがないと思う自分がいた?でも、当然、掲示板やらメディアニュースやらでチラチラと見え隠れし始めて来た馬名。そりゃあ、そうだよなぁ。同じ重賞を勝って、このクラシック第一戦目に名乗りをあげて来たんだから。さあ、古きからのステップレース、弥生賞を父の名に懸けて堂々と勝ち上がって皐月賞に登録してきた今年の我がエース、アスクビクターモア。
そして去年の弥生賞を勝って、同じく皐月賞へと正攻法でまさに駒を進めたこちらも我が指名馬だったドゥラメンテ産駒タイトルホルダー。まあ、彼の場合はこのベッタベタな名前からもわかるように岡田総帥の期待の固まりで、2歳時ですでにG1に爪痕...もとい蹄跡まで残してたけどね(ホープフルS4着)。でも今年もまた皐月賞に同じ踏切台から参戦してきたアスクの子に、皆様もどこか同じ匂いを感じてたのね。当り前だよね。だって背中見てごらん?奇しくもヤネとして手綱を取るは同じ田辺裕信その人。うん、俺もいいよね?感じていいよね?そう、デジャブって奴を。超えられるか?中山得意なアスクの子、去年のタイトルホルダーが番手に控えながらも道中でハナに出る勝負をしてもぎ取った皐月賞2着を。俺のデジャブと言う名の未来。さあスタートします。
そして、もう1頭。本来こっちが主役級なのを脇役どころか端役みたいに扱ってごめんなさい。でもいいよね?君は金子馬。そして夢を紡いでいく良血且つそのラストクロップ。今は亡きキンカメ産駒にして浪漫の固まり、超がつく善戦マン、ヨーホーレイクを兄に持つダンテスヴュー。重賞連続チャレンジも勝ちきれないいかにもな状況ながら、しっかりこの1つ目の舞台に歩を進めてきた1頭。川田J乗り替わり吉田隼人Jで一発感ありありになってこそ。そして脇でありつついなければならないと言う奇妙な宿命。俺の勝手な事情では、重複指名アリの社内POG①の指名馬のため、今一つ俺自身の気合も乗り切れなくてごめんなさい。だが君の味方は俺の周囲どころか日本中にいる。金子御大の子はみなの宿命であると言う宿命が呼ぶ未来。馬体は輝かんばかりに素晴らしい彼。さあスタートします。
1枠2番5番人気 アスクビクターモア
4枠8番15番人気 ダンテスヴュー
どちらもなかなかのゲートで飛び出したアスクビクターモア&ダンテスヴュー。也の行き脚も同じ感じかと思いきや...ここで完全に明暗分けた。ダンテスヴューはそのまま中段に控え、力のいる馬場で流れないレースの中、馬群で消耗し、直線向くときにはすでにムチが連発でとぶ状態に。残念ながら次に続く大目標の夢を絶たれた10着完敗。
アスクは鞍上の判断が早かった。行く馬がないことを見て取ると内の位置を利用して一気にハナへ。番手と2馬身を保ちながらも道中を緩める中弛みペースへ持ち込む。最上の舞台では思い切った勝負へ出るのが当たり前。それが勝負を決めるのではなく、思い切るのがこの場所にいるための最低の条件。それを体現化した人馬は、先頭で最終角を回すと一気に襲い掛かってきた本命たちを振り払うため、直線最後のあがきに出た。
ギリギリまで待って振るった鞭、最後までへたれず踏みとどまろうとした気合。外から内から..次々と差されながらもアスクビクターモアは3,4着にクビクビ差の5着に残り、大目標へのチケットをもぎ取った。
吉田隼人J談「枠なりの競馬は出来た。勝ち馬達を見る形だったが、最後まで付いていけなかった。」ダービー参加は潰えたし、距離のこともあるし、NHKはあるかな?さて。
田辺J談「ゲート出たら他がいなかったので、引っ張ってケンカするよりはいいと思い行った。メンバーは強かったが、もう少しのところまで頑張ってくれた。」うん、ありがとう。次ももう少しのところまで頑張ったら何か起こるかも。お願いします。
