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サム・シェパードのブログ

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囲碁を覚えたのは「殺し屋加藤vs宇宙流武宮」「大竹美学vs小林光一」etc、棋士に個性と云うオーラが輝いていた時代のこと。
「個性的」は面白い。筆頭格は藤沢秀行さんだな。生き様がNHKのドキュメンタリーになったり、本(指導書や棋譜以外)が出版されたり、まあ、毀誉褒貶の激しいこと! 抱腹絶倒。

閑話休題。
昨今の囲碁はつまらなかった。
一言で言うと「省エネ碁」。切り結ぶのは一回だけ。将棋と似たのかな、微差でついて行き、一瞬、深読みを入れて、勝敗を決する。まあ、棋士達は全ての一手一手に集中していると反論するだろうが、見ている素人には判るもんか!
手始めはじっくり確定地を広げて行き、石が接触した時だけエネルギーを使う、セコい、つまらん碁。

その点、山下敬吾名人は「殺し屋」っぽいし、井山裕太は相手が殺し屋でも低く構えたりしないで、殺し屋を逆に迎え撃とうとする、デカくなろうとする若者の気概を感じる。
昔、棋聖戦で藤沢秀行が殺し屋加藤を殺したことがあったが迫力あった。
天下の耳目を集めたのは秀行さんが「相手が殺し屋なら逆に殺してやる」と宣言しての一戦だったから。
ハチャメチャ私生活と実力のギャップの面白い人だった。(私が説明するよりも本を読むのがよろしい)

井山vs山下のようなエネルギーを振り絞る碁を打たないと中国や韓国に勝てない。
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