過去日記の途中ですが、ずいぶん久しぶりの更新になりました。


恥ずかしながら、私ぐれちゃんは『ぎっくり腰』になりまして、これがまた重傷!?で3日目まで寝たきり状態。その後も痛み止めを飲み、コルセットを巻き、杖をついて針治療に通う毎日でした。

仕事は自転車に乗る必要もあり、休まざるえませんでした。が、主婦業に休みなんぞありません。ちょっぴり気ままな独身時代が懐かしくなりました。


ぎっくり腰は、冬の朝になる確率が高いそうです。筋肉が冷えるのが原因のようです。本当に冷え性って困りものですね。

クリニックのセラピア治療を早くうけたいもんです。今月にはクリニックに再通院を始める予定でしたが、私はぎっくり腰、そして旦那さんが最近体調不良で病院にかかったところ、自律神経に異常があるようです。いきなり下着がビジョビジョになるぐらい汗をかいたり、(このクソ寒い屋外でですよ!)夜中、何度も目が覚めたり、耳鳴りがしたり…。こんな状態で、べビ待ち再開できるんでしょうかね…。
タイミングは100%無理ですね…。

幸か不幸か、次回の治療は凍結胚移植になるので、旦那さんの分身君も、私のたまちゃんも必要ないわけですが、今まで四度の移植で、うち一回はホルモン補充での移植、残り三回はみな自然に排卵を待っての移植をしました。自力排卵を待っての移植の場合は、タイミングをとって自然妊娠の可能性もあるわけです。ですから移植周期でもタイミングをとってきました。
『自己流二段階移植』と私は名付けておりますチョキ

残念ながら、今、通院再開したら、この『自己流二段階移植』は無理なようですねー。


どうしよう…?


今、たまりにたまった仕事を片付けています。また他のべビ待ちの方のブログにもお邪魔再開しますので、よろしくお願いします。




さて、凍結確認後から、胚のグレードを考え、もんもんとした日々をすごしましたが、リセットはやってきて、D1でクリニックへやってきました。いつものように診察です。

2008年9月18日。

スペード「こんにちは。さてと…。」

院長は培養ノートをめくります。

スペード「今回も1つ胚盤胞を凍結できましたね。では移植の方法なんですが…。」

私は院長の話を遮りました。

ハート「採卵でお願いします。」

スペード「はぁ?移植でなくてですか?」

ハート「そうです。採卵でお願いします。」

院長は少し困惑したような表情で、

スペード「今回の胚盤胞ですが、6日目の凍結にはなりましたが、前回の余剰凍結されている胚盤胞と違って、綺麗なほうですから、移植されても問題はないと思いますよ。」

ハート「でも今まで二度移植された胚盤胞よりはグレードは低いものですよね?6日目となると。」

スペード「必ずしも6日目胚盤胞だから、グレードが悪いというものではありません。5日目胚盤胞でもフラグメントが多く、グレードが悪いものもあります。ただ、今回のぐれちゃんさんの場合は、今までの胚よりはグレードが低いものにはなってます。けれど妊娠の可能性は狙えますよ。」


『可能性は狙える』胚盤胞…。

一度目の移植の時は『なかなかできない綺麗な』胚盤胞。

二度目の移植の時は『期待できる』胚盤胞。
表現の差が、妊娠率の差なんでしょうか…?
私は院長の顔をみて、もう一度繰り返しました。

ハート「採卵でお願いします。」

院長も私の顔をみてうなずきました。

スペード「わかりました。」

ハート「私にとって、採卵は心情的には『攻め』なんです。そして移植は受け身の『守り』なんです。私は二度の移植に失敗しましたが、今はまだ治療を続ける気力があります。まだ攻める力があります。けれどもし、三度目の移植に失敗したら、その時また立ち上がって攻めることができるかは自信がないんです。次の採卵は、今回のように無理をせず、複数個確実にとれそうでなければキャンセルします。いつでも移植できる余剰胚が2つある、という心の余裕があれば、焦らずキャンセルする勇気を持てると思うんです。そして採卵で1つでも2つでも胚盤胞ができたら、仮に三度目の移植に失敗しても、ここでも余剰胚の存在が、治療を続ける心の支えになってくれると思うんです。」
院長は笑顔で答えてくれました。

スペード「いい卵子が採れるうちに、貯めておくというのはよい考えだと思いますよ。特に二人目や三人目のお子さんも欲しいと考えられる方には。妊娠してしまうと、二年近く採卵できなくなりますから、その間に歳をとってしまいますからね。」


ハート「ああ、そうですね~。(笑)そこまでは考えてませんでした。」

スペード「ちょうど、今月からフォリスチムの自己注射を、うちのクリニックも始めたんですよ。ペン型の小型注射で手軽に自宅で注射できますから、通院する必要がなくなります。今までは2日に一回ここで注射していましたが、毎日少しの量を注射するほうが、均等に卵胞が育ちやすい感があります。
帰る前に、看護師から説明を受けてください。」

ハート「わかりました。でもセラピアにハマってるんで、週に二、三回はここにセラピアとLLLTに来てるんですよね~。」

スペード「あぁ、そうでしたね。で、LLLTはどうですか?あれはいいでしょう?」

ハート「別にこれといって変化は感じませんけど…。セラピアは気持いいから好きです。」

スペード「本当にLLLTはいいんですけどねぇ。まぁぜひ続けてみてください。そのうち体調の変化を感じると思いますよ。」

ハート「はい。今日も受けてきました。」

スペード「それと…。もし興味があればラエンネックを飲まれてもいいかもしれません。」

ハート「ラエンネック?」
スペード「プラセンタです。卵子の質をよくするのではと言われています。いろんなサプリメントがありますが、私が考える妊娠に有効なサプリメントはカル二チンとプラセンタです。プラセンタでも上質なものが有効です。」

ハート「わかりました。試してみます。」


(クリニックで買うと定価なので、同じものをインターネットのオークションサイトなどで購入することにしました。半値程度で購入できました。)


診察室をでて、処置室での採血の後で、看護師からフォリスチムのペン注射の説明を受けました。DVDも頂きました。

確かに簡単そうです。

うーん、けど私はビビりのチキン野郎なんで、注射は旦那さんにやってもらうことにします。


お腹のお肉をつまんで、そこに針を刺すということですが、こんなところで有り余るぜい肉が役立つとは思いませんでした。


四度目の採卵にむけて、また走りだしました。


続く。


三度目の採卵結果は、6日目の胚盤胞を1つ凍結というものでした。

私の場合、グレードの差はあるとはいえ、採卵すると必ず1つは胚盤胞まで育ってくれます。クロミッドと少量のフォリスチムによる低刺激の排卵誘発で、しかも左の卵巣を手術で失った私には、十分な成績なのかもしれません。
良好胚を得ることができずに、何度も採卵を繰り返してらっしゃる方からみると、『まだあなたはマシ!』と思われるかもしれません。
でも例えば、一度も着床すらしたことのない私のような方からすると、初期流産された方ですら『妊娠できるだけマシ!』となるかもしれません。

けれど、私達の目標はグレードのよい受精卵を集めることでもないし、着床でもないんですよね。妊娠、そして無事に出産。(子育てはまた次のステップということで…。)そのどこのプロセスでつまずいても意味がないし、落ち込んでしまいます。
『マシ』なんてことはありえないのです。

今回、採卵が一緒になった方との会話の中で、思いもかけず治療のやめ時という言葉ががでて、またその後に担当してくれた看護師さんから、クリニックで胚盤胞移植で妊娠された方は、ほぼ3回から4回までに結果がでているということを聞き、次回の三度目の移植は私にとって1つの山になると考えました。次回駄目だったら、私も真剣に治療のやめ時という区切りを、いつにするか考えなくてはならないと。


それなのに、かんじんの胚盤胞のグレードが、きっと今までよりずっと悪い…。5日目の6AAの胚盤胞でも妊娠できなかったのに、6日目の胚盤胞だなんて…。そもそも6日目の胚盤胞で妊娠なんてできるの!?
もし…、もし三度目の移植も陰性だったら…。私の心は折れてしまわない?


凍結確認後から、ずっと悩みました。そして私はあることを決断しました。



続く