Q.「あの世」があると信じられません。

A. あの世がないと証明できた人はいない

 

「あの世」があるかないかで、生きる意味が変わってくる

あの世の存在を信じることは、なぜ大事なのでしょうか。

それは、「真実の人生」を生きるために必要だからです。

 

「人間は、どのような意味を持った存在なのか。つまり、人間とは何なのか。人間は、どこからか来たものなのか。

 

それとも、偶然に生まれたものであり、唯物的に物としてのみ存在するものなのか」という、人間存在の根本に関する理論は、人生の意味や生き方と大きくかかわっています。

 

この世限りの人生ではない

もし、人生は一回かぎりであり、人間は、わずかな期間だけしか生きていない、線香花火のような存在だとするならば、人生には重大な意義も目的も見出せないのではないでしょうか。

 

わずか数十年の人生であるならば、「自分が楽しまなければ損だ」という考えになってしまっても、おかしくはないかもしれません。

しかし、「あの世という世界があり、魂はあの世からこの世に生まれ変わってきて、何十年かの人生を生きる。

 

そして、この地上を卒業したあとも、あの世において、さらなる魂の向上を目指している」というのが真実ならば、とるべき考え方は違ってきます。こうした永遠の人生であれば、「人のために奉仕したことが、やがては必ず自分自身の魂の糧となって戻ってくる」と考えられるのではないでしょうか。

 

あの世がないと証明できた人はいない

「あの世の存在を信じない」と言うことは簡単ですが、「あの世がない」ということの証明に成功した人は、いまだかつて一人もいません。

 

一方、「あの世がある」ということを証明しようとした人、説明しようとした人は数多くいます。

 

そういう人が、いろいろな時代に、宗教家や哲学者、思想家、道徳家などとして出てきて、あの世や魂についての話をしています。

 

「死ねば何もかもなくなってしまう」と考えるか、「死後も人格は残る。一生懸命に努力していれば、死後も、素晴らしい活躍が続けられる」と考えるか。死後の世界があることに賭けたほうが、あなたにとって幸福な人生となることは間違いありません。