今日は夕方、先週買った「ドラゴンロード」を観る事にしました。

香港版の予告編から。

BGMからしてコミカルさを醸し出してます。

ジャッキー監督、脚本なのもウリなのでこんな高いクレーンに乗ってる撮影光景も織り込まれてたりしてた。

 

が、日本版はタイトルロゴがこんな感じ。

めっちゃお金かけたスペクタクル大作って感じでドキドキさせるアクションシーンを羅列してました。

 

チラシ、パンフの表紙と同じデザインのパッケージデザインでした。

チラシはもう一種横向きでタワー競技に群がるモブシーンのものでした。(相変わらず、お宝チラシファイルが見つからないえーん

 

Blu-rayって円盤にも絵があるので好きー(^^)

 

ところで、今日のお題は・・・

 

 

1日家事を休めたら、何がしたい?

ゆっくり時間を気にせず映画を観たいね~。

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主婦休みのタイムは努力して(?)確保してます。

コレ書いてるのもそうだもんね。

好きな事する時間が持ててるから生きてるのが楽しいんです。

ずーっと好きな事だけで過ごせるのは幸せなようだけど、楽しい事が大事な物だというのがマヒするかもね。

 

さて!自分タイムを語ってしまいましたが、東京の日比谷TOHOシネマズで、5月からポリスストーリーに始まって、ジャッキー全盛期の作品のリバイバル上映を毎週続けてらっしゃる。

そして今夜は(もう終わったはずですが)「ドラゴンロード」を上映するということでネットでもPRを見かけました。

 

関西のTOHOシネマズでもやるかなぁ、と思ってたのですが、もう何か月も経つので、これは諦めかなぁ~。

じゃあ、今日はいつか観ようと思って買ったんだから、私もコレ観ようと思いました。

 

こうやって手元にあって何度も観れるのもありがたいのですが、知らない人たちと同じスクリーンに向かって興奮したり大笑いしたり、そんな時間が「劇場」の醍醐味だと思うのです。

ミュージシャンや舞台に関わる方たちはこの事で今、試行錯誤されてるのですが、

やっぱり「配信」で楽しむものは受け取る感動が違うんですよねぇ。

ほんとにここの部分は悩ましいことです。まったくコロナのヤツめ!!

 

そんな中、試行錯誤で復活した劇場で私も20代の「少年役」のジャッキーをファンの方たちと楽しみたいなぁ。

「ドラゴンロード」1982年香港映画です。

 

パンフレットの裏表紙。

ずっとプロローグだと思ってた人間タワーのシーンはラストだったんですね。記憶違いをしていました。

PR写真の目玉だったと思います。

真ん中のヒロイン写真はシドニーちゃん。

特典映像で製作のルイス・シットさんが語ってたのですが、テレビ女優のシドニーちゃんをスターに育てるべく抜擢したそうですが、

日本での知名度はこの映画くらいでしたよね。

役としても、悪ガキジャッキーとマースが街のお嬢さんたちの中で彼女に一目ぼれしたマドンナ的立ち位置で、特にストーリーの騒動に巻き込まれて活躍することもなく(彼女をナンパしようとして大げんかしてしまう件はありましたが・・・)、シドニーちゃん自身は武芸の達人でもあったそうなんですが、お披露目しなかったのはもったいない使い方だったかも。

左下の写真はクライマックス(ずっと記憶の中ではこの対決がラストだと思ってました)の、悪人との戦いの場面です。

 

ファンの男子たちにバディ物になる、と言われて、そういえばずっと仲良し同志のマース扮する阿ガイといっしょにいるなぁ、と思ってましたが、最初に観たのはスパルタンXのあとにビデオでだったので、マース=脇・・・にしちゃってたかもしれません(^^;)ヒドイな私。

たしかにね、ずっといっしょに遊んでるんですよ。

ぶらぶらしたり、お見合いおばさんに二人でお願いに行ったり・・・

うちの息子もこんな付き合いの幼なじみいますね~。でも、うちの子はマース枠やな(^^;)

 

ジャッキーくんも一緒に観よう。

「アア、マース、イイヤツ」この人形、リアルやな。

 

バナナみたいに見えるけどさとうきびかじりながらぶらぶら歩いてるんですよね。

で、お見合いおばさんにしゃべりながらガシガシとさとうきびかじってる。

さとうきびのカスをマースが手で受けてるんですよね。これで親しみ具合がわかりますよね~。(主従関係にも見えますが)

観た当時の87年にも同じこと感じて、自分の本に書いてた(^^;)(字、汚いあせる

 

女の子の取り合いで真剣にケンカして、お父さんに怒られて(叱られ、じゃなくて怒られ)親子で謝罪訪問するあたり、ほんとにこのアホ息子は一体いくつの設定なんだろう、と思うくらいアホ。

嫁取りを考えるくらいだから二十歳前後になるとは思うんだけどなぁ、まぁ、今でもアホはいますけどね(^^;)

 

立ちションするときに、紐式のズボンをずらすのも一苦労する阿龍が、阿ガイのジッパーをずらすだけ動作に、

「いいなぁ、おれもファスナー式のがほしいな」ってセリフがありましたねぇ、

服飾文化的に日本の明治くらい?

中国服でもいろんな素材がデジタルリマスターだとわかりますね。

 

この映画のストーリー自体が別に成長物でも青春ものでもなさそうだけど、カンフーものとも違う気がする。

でも、話しの盛り上げに関わるのが国宝盗賊の関わってくるあたり。

若いジャッキーと彼らが対自すると、ほんとに「怖い大人がたくさんおる!」って見えるのですよ。

もう、好きで何度も見ている冒険家ものとか刑事ものは、十分大人に熟成されたジャッキーだったので、逆おっかけで、この若いアホボンのジャッキーは20代なんだけど、「少年」というくくりに見えるんですよね。それくらい若い。未熟とは違う。

目玉になるサッカーみたいなドラゴンキッカーのシーンも最初の方にありますが、

 

同じようなモブの多さで気合いのわかる人間タワーに向かうラグビーみたいな金の饅頭争奪のスポーツのシーン

赤、黄。緑、黒のハチマキで分けられた対戦は応援の多さも入れて大運動会。

映画の中盤と、ラストにこれを持ってきてる。

悪人団の戦いをうまく織り込んで、その軸のアホボン阿龍のドタバタ生活がメインなのだけど、これはジャッキー・チェンの魅力で上手く成り立った映画なのだと思う。

香港映画、中でもジャッキー映画でおなじみの俳優さんがいろんな役で出ているのも映画の中の世界というファンタジーとして楽しめるのもイイ。

 

若い、という前述の文につなげるのが、悪ガキ幼なじみのお金持ちの阿ガイ役のマース、阿龍の使用人役の太保たち。

クライマックスの戦いが終わった後のシーンで、祭りの試合に向かう道で若さを謳歌する歌をミュージカルのように歌うんですよね。

このシーンがあった事が記憶から抜けておりました。

何十年ぶりかに見返して、このシーンがすごく印象的でした。

多分、自分もだし、みんなが白髪、しわを刻んだ歳を取ったいま、こんな風に言われない人生を過ごせたかな?と思ったせいかも。

 

ムダに時を過ごすのはほんとにもったいない!!

 

多分このシーン見た当時は「壮年」なんてずっと先の話しだと思ってたんだろうなぁ。

 

そこの若い人!いろいろ経験して後悔しないようにね。