3回目のセカンドオピニオン | 強いぞ!ゆいちゃんマン~未分化肉腫との戦い~

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2010年2月、生後8か月のとき、未分化肉腫という聞いたこともない病気が発覚し,1才6か月で天国へ旅立ってしまった娘の入院生活を振り返ってブログを書いています。

2010年9月13日、旦那と2人でセカンドオピニオンに行った。

セカンドオピニオンに行くのはこれで3回目だ。

3回目となればどんな感じかは多少分かるので少し余裕はあるが、やっぱり緊張する。

1回目は病気が分かってすぐに、治療方針を聞きに県内の国立大学病院小児科へ。

2回目は手術について県内の国立病院の小児外科へ。

そして、今日3回目は手術してもらおうと、1回目に行った国立大学病院の整形外科へ。






手術するなら、ゆいの場合お尻の筋肉腫なので整形外科になる。その他の3か所の腫瘍は小児外科になると思うけど・・・・

いろんな人の情報をもとに、国立大学病院の整形外科へ行くことにした。

整形外科医でもそれぞれ専門がある。

人工関節だったり、外傷だったり、脊髄だったり・・・・・

ゆいの場合、整形外科医の中でも骨軟部腫瘍を専門としている先生を探さないといけない。

大きな大学病院といえど、整形外科で骨軟部腫瘍を専門としている先生は限られている。







国立大学病院にした理由。

整形外科教授がこの骨軟部腫瘍専門の先生だったからだ。

教授・・・・・・・・入院している病院で見ていても私にはあまり良いイメージがない。(笑)







このセカンドオピニオン次第では、この大学病院に転院して手術を受けることになるかもしれない。

だからもし、変な教授では困る。

少ない人脈でリサーチした結果、この教授の腕は確か見たいだ。

もちろん、限られた人にしか聞いていないので違うかもしれないが・・・・・・

この教授はドイツなど外国で腕を磨いて、7年前くらいにこの病院の整形外科教授になったらしい。

骨軟部腫瘍の手術者としては有名らしい。






事前にセカンドオピニオンの予約をとり、主治医に言って、紹介状・画像を用意してもらって先にこれらを郵送していた。

主治医は「未分化肉腫」の文献も一緒につけてくれていた。

(あまりないので)






大学病院に着いて係りの人に案内されて、整形外科の外来診察室前で待った。

待っている間、旦那の携帯にメールが来た。

旦那の弟からだった。

「昨日、無事女の子生まれました!名前は〇〇〇です。」


ゆいにとったらいとこだ。

絶対一緒に遊べるようにがんばるぞ!って気持ちになった。

それにおめでたい話だ。さい先いいぞ!!









呼ばれて診察室に入った。

思ったより若い教授と、研修医らしき男の人が座っていた。

教授は難しい顔でパソコンでゆいの画像を真剣に見てた。







・・・・そんな難しい顔しないでよ。