セカンドオピニオン | 強いぞ!ゆいちゃんマン~未分化肉腫との戦い~

強いぞ!ゆいちゃんマン~未分化肉腫との戦い~

2010年2月、生後8か月のとき、未分化肉腫という聞いたこともない病気が発覚し,1才6か月で天国へ旅立ってしまった娘の入院生活を振り返ってブログを書いています。

抗がん剤①クール目のことを書いたが、その前に大事なことが  抜けていた。




病理がでるまで1週間。その間にセカンドオピニオンに行ったんだった。




ゆいが入院している病院は私立の大学病院だ。私たちが住む県は、田舎なのに病院には恵まれていると思う。まずはどこの都道府県にもある国立の大学病院。それとは別の国立病院。大学病院より大きい中央病院。赤十字などなど。あっでも、こども病院はない。



生検をした当日、横紋筋肉腫の可能性が高いと言われ、同時に先生から、セカンドオピニオンをすすめられた。病理の結果は正式にはでてないが、横紋筋肉腫だった場合の治療法などを、他院でも聞かれた方がいいのでは?ということだった。セカンドオピニオンには行こうと思っていたけど、先に先生の方から話があるとは予想してなかった。





なぜセカンドオピニオンに行こうと思っていたか。入院してる病院は私立の大学病院。建物も設備も立派だ。ドクターヘリだって飛んでいる。小児科もPⅠCUなどもあって申し分ないと思う。でも  小児癌患者と思われるこどもを全く見かけなかったからだ。この時、私は小児癌患者=丸坊主と思っていたから、入院してから  丸坊主を探していた。部屋からほとんどでれなかったからか、   全く見かけなかった。あとから分かったことだが、ゆいみたいに  長期入院してる小児癌の子は1人だけだった。だから経験とか  大丈夫かな?と思っていた。




近場なら中央病院か国立の大学病院だ。どっちも大きい。でも  横紋筋肉腫はそんなに患者が多いわけでもない。っていうか小児癌患者が年に2000人~2500人と言われている。大きなこども病院とかなら実績・経験も多いだろうけど。




国立の大学病院に決めた。中央病院は一番最初にゆいは行って、ろくに診察もしないで皮膚科に行けと言われたから、もう一生行かないと決めていた。




本当は家族3人で行きたかった。でも、ゆいはとてもじゃないけど外出なんかできない状態だし、この時は私じゃないと大泣きしてたから誰にも預けれないから私も無理だ。残るは旦那だ。。。。  また後日書こうと思ってるがとても頼りない。。。。。(笑)




私は聞くことをノートに書いて、聞いたことを一字一句書いて来いと言った。練習もさせた。旦那は緊張しながら行った。多分、セカンドオピニオンに行く緊張ではなく、もしちゃんと聞いてこなかったら私に怒られる怖さの方が大きかったと思う。




結果は横紋筋肉腫なら、日本全国どこの病院でもこの治療を行うのが一般的。うちの病院でもこの治療を行いますということだった。この治療というのは、入院してる病院でも説明を受けてた  治療だ。




とりあえずは抗がん剤治療だから、使う薬も量も決まってるから  どこの病院でも一緒かなと思った。また手術をすることになったら、その時は実績・経験の多い先生に切ってもらいたかったのでそれまでに調べておいてその時またセカンドオピニオンに行こうと思った。

次は必ず私が!!