誕生! | 強いぞ!ゆいちゃんマン~未分化肉腫との戦い~

強いぞ!ゆいちゃんマン~未分化肉腫との戦い~

2010年2月、生後8か月のとき、未分化肉腫という聞いたこともない病気が発覚し,1才6か月で天国へ旅立ってしまった娘の入院生活を振り返ってブログを書いています。

こんにちは、ハピーです。


今日は仕事休みです。9時まで爆睡zzz。旦那が夜勤から帰ってきても気づかぬままzzz



あっ!!これいつものことです(笑)。でも、ゆいがいるときは、ちゃんと起きてました。起こされるしね。



ゆい そうです!私の娘。




2009年6月3日AM8:56誕生



予定日は5月31日だったのだけど、その3日前の検診で、血圧 上170、下90で即入院(ガーン)



まったく自覚症状なかったから入院しても、看護師さんに「帰っていいですか??」とか聞いて



「産むまで帰れませんよ」と言われ、でも全然産まれる兆候なし。



血圧は上昇していく一方でついに200突破!6月2日朝から陣痛促進剤を打って産むことになる。




促進剤打って1時間後には5分から10分おきの陣痛がはじまり、最初は30分おきくらいかなとか勝手に思ってた私は、もちろん超機嫌悪くなり旦那に八つ当たり。




まあ、夜中には産まれるかなとかまたまた勝手に思い、旦那を蹴りながら陣痛に耐えた。ところがどっこい夜8時の助産師さんの診察ではまだ、子宮口2センチだって。




はぁ??何言ってるんですか?




このとき5分間隔で陣痛がきていてかなりの痛みだったから、またまた勝手に5センチは開いてるはずと思っていた。




これからも分かるように、私は、きっと、、、、のはず!!が多い 人間だ。もちろん適当に言ってるわけではなく、ちゃんと本などを読んだり、人から聞いた話などを総合的に考えて言っている。  今までの人生それで乗り切ってきた。いや、それがだいたい当たっていた。自分で言うのはなんだけど、そういう能力は優れている。 あとはほんとバカだけど(笑)




初めての妊娠・出産だったのに、私の能力を思う存分発揮して 旦那にはまだ言っていた。




「この感じだときっと、朝には産まれるはず」と。



夜中0時の助産師さんの話では「陣痛はいいのきてるけど、子宮口全然開かないね」



夜中3時の時も「う~ん子宮口2.5センチじゃね。産まれるのは 明日の夜中くらいになるかな」


チ~ン


この言葉で私はまた勝手に決心した。帝王切開してもらおうと。 こんなに陣痛きててもう1日過ぎようとしてるのに絶対おかしい、というか、その時促進剤の副作用で猛烈な吐き気に襲われ何も口にしてなかった私の体力は限界だった。



まだまだ甘いと言われるかもしれないが私は甘い。朝7時過ぎに先生が診察にやってきた。「子宮口3センチ。赤ちゃんも全然おりてきてない。血圧も高い。う~んカイザーだ」



ほらほら、やっぱりね。また当たったよ。はやく、切ってくれ。縦でも横でもどっちでもいいよ。



そのまま手術室に運ばれ、6月3日AM8:56産まれた。



その時は、麻酔の吐き気もあり、うれしさよりなんていったらいいか自分のことで精いっぱいだった。



部屋に帰る途中、新生児室の前でちゃんとご対面。



「やばい、、、旦那に激似だ」