なるたけ、人との争いは避ける主義です。
あいにく口にも拳にも覚えがないからです。
全くもっての平和主義者の面で、にこにこしております。
が、別に何も思わない訳ではありません。
時に頭の中のソファで上品に中指を立てることは自由ですから。
裏表があるとしても、実際に裏が出てこれるようなら、
愛憎激しい修羅場を進んできたことでしょう。
それでも、事なきを得てきたのは
相容れないようにしてきたからだと感じます。
私の場合は打ってきたものを、掴んでおく。
不快なら不快を、怒りなら怒りを、
投げつけられたそれを感情の起伏なく
茶室でそっと畳の縁におくように
優雅に相手の前に差し出すように致します。
私に多少当たるかもしれませんが、
相手に返さないことだけは心がけています。
興味ないように、されど思いが伝わるよう振る舞う。
あいある、あいなしです。
とはいえ、思わず中指をたてそうになる今日この頃です。
まだまだだなぁと思います。