なんとなく明日を迎えても、

おそらく今日と対して変わらない明日がやってくる。
 
 
夢を持つことは容易で難しい。
夢が無ければ、つい生きる理由を考えてしまうだろう。
 
 
小学生の頃、将来の夢は何か?と聞かれた事はあるだろう。
でも、大人になった今、将来の夢は何か?と聞かれると、
答えられる人はわずかだろう。
 
なぜ、子供は答えられるのに、大人になった今では答えられないのか。
そう、なぜなら『現実』を知っているから。
 
子供は好奇心に溢れ、どんなことにも興味を示す。
大人は最低限の自己満足心に溢れ、他人のためにと思考が変わる。
 
よく、『高校、大学卒業後が人生において一番大切なんだ。』と
大人は口を揃えて言う。
 
もちろん、それも正解だと思う。
でも、僕には違う思考がある。
世の中には、定義付けされている物事の方が少なく、
何をやっても正解だと僕は考えている。
 
明日が大切なんじゃない。
今が大切なんだ。
 
明日なんて来るか分からない。
今できる最善の行動を取ることができれば、
世界はきっと大きく変わる。
 
やりたいことをやれと言われても、
そのやりたいことが明確じゃなければ、
何もできないじゃないかと思うだろう。
 
何でもいい。
とにかく、自分が楽しいと思う瞬間を言語化する。
好きなことをやっている時は、人間は全くと言っていいほど気づかない。
 
絵を描いている時、スポーツをやっている時、歌を歌う時、
わざわざ好きだなんて思わないだろう。
 
もしかしたら、無意義に邪念のない世界で、
何かに取り組んでいる瞬間が、
将来、やりたいことを見つけるためのヒントになっているのかもしれない。
 
ふと、その瞬間に気付いたならば、すぐにメモを取れ。
ヒントはアイディアではなく、アイディアを完成させるための一つの手法。
いくつものヒントを集め、アイディアを完成させ、
やりたいことを見つける。
 
それが、夢を持つきっかけになるかもしれない。
 
今、やっている仕事は楽しいか?
今、やっている習い事は楽しいか?
今、やっている勉強は楽しいか?
 
客観的に自分を見つめ、もしも少しでも雑念があるのならば、
おそらくそれは適正ではないだろう。
 
上手くいかない時だってある。
むしろ、その時の方が多い。
 
それでも、折れずにただ夢中になって、物事に取り組んでいるのであれば、
自分を応援して、自分で夢を掴み取らせるんだ。
 
高みを目指せば、余裕が生まれる。
余裕があれば、人が変わる。
人が変われば、他人も変わる。
他人が変われば、世界も変わる。
 
『世界は繋がっている。』
 
自分のやりたいことをやることが、もしかしたら、
世界を変えるための一歩になっているのかもしれない。
 
10月1日    高校生ブロガー/nagisa