夜景画の山肌に
月が顔出して
僕は真夜中へと
旅に出のさ
ガス灯へと
群がる虫たち
自ら命を燃やしに集うよ
闇に目を凝らせば
見えてきたんだ
ジオラマのように
ハリボテノ孤独ならば
自分の意思で壊していく
海辺の雲間から
月が差し込めば
秘密の入り江には
星が落ちるよ
一人きりを
演じてしまうけど
君が差し伸べる手
本当は気付いてる
たおやかな光が
闇切り裂いて
先を照らし出す
いくつもの選択肢が
ここに来いと
誘っている
闇に目を凝らせば…
たおやかな光が…