子どもの最大の利益とは?

 

私は、子どもにとって何より大切なのは「父と母の双方から愛情を受け取ること」だと信じています。たとえ両親が離婚をしたとしても、その愛情が途切れることなく注がれることこそが、最大の子どもの利益だと考えています。

 

しかし日本では、離婚後に単独親権制度を採用しているため、それが叶えられる可能性は極めて低いのが現実です。
単独親権制度が続いてきたことで、親権をめぐる奪い合いが激化し、夫婦の高葛藤の中で「親権者となった親が他方の親子交流を阻害する」という事案が社会問題となっています。

 

私ははっきりと思います。夫婦の問題と親子の問題は、別軸で考えなければならないのです。

たとえ現行の単独親権制度の中でも、もし私が「子の監護者」と指定されたならば、母親やその家族との交流を「無制限」に認めると、これまでの調停で何度も約束し、主張してきました。

しかし、これまでのやり取りで分かったのは、妻はまったく逆の思考を持っているということでした。

 

だからこそ私は、昨年5月に改正された新民法による「離婚後共同親権」の実現を目指して闘っています。

離婚後の共同親権は、すでにほとんどの先進国で導入されている制度です。日本は長らく取り残されてきましたが、海外からの強い要請や社会の声に押され、昨年77年ぶりに民法が改正されました。

ただし、その中身は法制審議会などの政治的圧力により骨抜きにされ、多くの問題が残されたままです。

 

それでも、この改正に尽力された方々がいます。その一人が「行列のできる法律相談所」で広く知られる北村晴男先生です。
北村先生は、日本の親権制度の問題点や、共同親権の意義と課題について厳しく訴えておられます。

ここに、北村先生が語る動画をご紹介させていただきます。