やはり。
サ高住にお住まいの90代男性のお部屋から10万がなくなった。認知症ではない。しかも、初めての事ではないらしい。さすがに、目をつぶれないと声を上げられたそう。
平行して、80代の女性も相談してきた内容もお金の紛失だった。
お二人ともデイサービスをご利用されていないので、情報は又聞きである。

通帳がない。使い込まれた!と訴えながら退去された認知症のご親戚を預けていたキーパーソンが思い出される。
物盗られ妄想がひどくなりすぎて、精神科へ強制入院させられ帰ってこれない90代女性もいる。
遡れば、5万円がないと訴えた女性もいた。家族を呼び、部屋中探してもらったがとうとう出てこなかった。この時にきちんと然るべき対応していれば、第2、第3の紛失は起きなかったのでは。

彼女たちの訴えは正しかったのかもしれない。いつからか、マスターキーが1セット紛失しているそうだ。
サ高住では危機管理が甘く、組織の脆さが露呈してきた。防犯カメラがあっても、何の役にもたっていない。
問題が起きた時に対応すれば良いわけではなく、いかに問題を起こさないか、予防できるかのリスクマネジメントが大事だと、控えめに助言してきたが聞く耳を持たなかった現場の責任者たち。
どう決着をつけるのか。

お金の問題は、本当に怖い。
みな、疑心暗鬼になっている。


夏休みも終わりリクルートスーツの若者が通勤電車に戻ってきた。

若い2人組がスーツ姿でご出勤。綺麗な顔の女性が、「あんたさぁ!〜〜」と、隣にいた男性に声を掛けた。男性は、頷きながら数言返していた。

その後男性はホームに降り、女性はそのまま電車に乗って行った。カップルなのか、夫婦なのか、姉弟か。

カップルだとしたら、人前で彼氏をあんた呼ばわりする女性とは別れた方が良い。
夫婦だとしたら、早めに言葉遣いを注意した方が良い。
姉弟なら、まぁいいか。良くはないけど。

未だ見ぬ息子の彼女が、アンタと息子を呼んでいたらどうするんだろうと考えてみた。悲しくなるな。


母方の田舎は、福島県の中通り。
郡山市に近い山の中。
磐越道が出来たので、今なら3時間弱で着くが、常磐道しかなかった時代は高速の出口降りてから3時間山道を進んでいた。子供時代は毎年夏と冬帰省していたので、両親に感謝。下道で8時間かけた事もあったそう。今は良い時代になり、福島は近い。
日帰りでお墓参りへ行ける。

今年も、祖父母と叔父と伯母が眠る山の中腹のお墓へ。



福島原発から、30km地点だったので避難区域は免れたが、壊滅的被害を受けた。
未だに至る所に黒いゴミ袋が積まれたまま放置されている。結構な量が。

観光名所だった山頂の牧場は、荒れ果てた。あんなに賑やかだった地区が、見るも無残な状態に。キャンプ場もバーベキュー場も、アスレチックも、遊具も、巨大滑り台、ゴーカート、放牧されていた牛たちも朽ち果てた。人っ子ひとりいない。

福島もまだ全然復興が進んでいない。
次から次へと天災が起きているために、忘れ去られてしまっている。
子供の頃の思い出の場所が、こんな状態になり悲しい思いをしながらも毎年お墓参りへ来ている。

福島は強く、そして寡黙な県。
忍耐強い分だけに外に発信するのが下手。

贔屓な県だけに、皆様に遊びに来て欲しいとは思うが、やはり放射能に対しての国の見解は信用できない。黒いゴミ袋の山をみつけるたびに、必死に何かを隠している姿と重なる。
福島が本当に復興される日は来るのだろうか。
浜通りはどうなったのだろう。