アイドルのライブに行くようになり、思っていたある事について書いていこうと思います。しかし、これはある意味アイドルを裏切る行為となる危険をはらんでいて、後ろめたい気持ちもあるけれど、長期的に考えればなんとかしなければジリ貧になっていくだけであろうから、裏切り者と呼ばれようともここに記しておくことにします。

それは、音響です。

いつ何処のライブかは伏せておきますが、アイドルさんの歌声は聴こえず、ほぼ低音だけが響いているライブに遭遇することがたまにあります。

某自称音響さんの投稿動画で、自分達はその会場でベストな設定をしていて、アイドルさんがちゃんと大きな声で歌えば大丈夫にしているので、歌声が聴こえないならそれは、アイドルさんか音源の問題だと、そんな内容でした。

確かに実力不足のケースもあるでしょう。しかし、歌唱力が高いのに、ブーミーな低音を響かせられると聴こえなくなるケースもあります。

歌声が聴こえない=実力不足と決めつけ、自分達は悪くないと低音だけが響くライブをして、それで誰が得をするのでしょうか。

それでも、去年まではライブに来てくれたらアイドルさんの良さが分かってもらえると思い、アイドルさんのPRをしてきました。それが、今年になって状況が変わってしまいました。悪い方向に。

とにかく低音をめちゃくちゃ強く出すようになったのです。

私は元々、大きな音が苦手で映画館でもライブ用耳栓をしていたのでライブでも当然ライブ用耳栓をしているのですが、耳栓では全く防げないぐらい強い低音で、推しのパフォーマンス中だったとしても耐え切れずに会場を出ることもありました。

ほとんどのライブ会場で強い低音を出すようになってしまったので、これはもうアイドルさんのライブに行くのを止めようと思ったときに、防音グッズには耳栓だけではなく、ヘッドホン型のイヤーマフがあることを思い出し、これで駄目ならと最後の望みを託して試したところ、なんとか耐えられるようにはなりました。

しかし、イヤーマフを使っても気持ち悪くなることはあって、こんな音を聴いて他の人はどうして平気なのか不思議に思っていたところ、ライブ帰りに〇〇までは楽しかったのにって会話が聴こえてきました。その日のライブは、トッパーは耳栓だけで楽しめる音響で、中盤はイヤーマフをすれば楽しめる、終盤はイヤーマフをしていてもキツい感じでした。

〇〇までというのは、中盤のイヤーマフをすれば楽しめる音響。

会話をしていた人達は最後まで楽しそうに騒いでいたように見えていましたが、それは盛り上げようとしていただけで、強すぎる低音では他の人も楽しくはないのでしょう。もちろん爆音が好きな人達もいて、爆音のライブがあっても良いと思います。

しかし、既存ファンの奪い合いをしているアイドル業界は、新規ファンを獲得する必要があるはずなのに、はじめて行ったライブがイヤーマフでもキツい音響だったら、もう二度とライブには来てくれないとか考えないのでしょうか。

ある日のライブ、客は私を含めて10人ほど。音響ってタブレットでも操作できるようで、フロアに音響さんが来て音を確認したりしていました。

はじめはイヤーマフをしていれば楽しめる音響でしたが、だんだんと低音が強くなりました。私はイヤーマフを手で押さえ、密閉性を高めて後方に逃げました。フロアにいた音響さんは当然それを分かっているはずなのに、さらに低音を強くしてきました。

つまりわざと。そこで会場を出て思いました。この人達はアイドルさんのベストパフォーマンスを引き出そうとか、集客を増やそうとか考えないんだろうなと。

一部のライブハウスでは、程よい低音でめちゃくちゃ音が良いことろもあるので、そこの音が評判となって、それが業界の標準になっていけばいいのですけどね。