※スクアーロ視点
カキーン!!
という大音響を轟かせ、オレの剣が相手の盾を薙いだ。
更にもう一つの剣が相手の体を捉える。
黒光りする刃。眩いほどの火花。
敵は1000人、覆しようのない状況に抗い、戦う男…スペルビ・スクアーロ。
「う゛お゛ぉいい!!」
仁王立ちのオレが吠え、ビシビシと空気が震動した。
そびえ立つ1000人の敵に無謀としか言えない突進を敢行。
轟竜の如き突進に悲鳴を上げる相手一同。
「う゛お゛ぉいい!!」
オレが上げた雄叫びに今度こそ、誇張ではなく世界が震動した。
スペルビ・スクアーロは1000人もの敵を薙ぎ倒した後言い放った。
「もっと人数を増やしてから来るんだな!カスどもがぁ!!」
というのが今回、全く活躍してない(実は迷っていた)スクアーロの妄想だ。
鮫は妄想が激しいのだろうか?
スクアーロがいるここボンゴレの基地には、すでに正一以外の全員がいた。ツナ達は全員無事に帰って来たのだ。並盛の港まで2、3日かかるというのに船はまだ出発しようとはしない。
基地の中からサングラスに海パン姿で出て来る正一。
「やぁ!みんな!ピーすけには会えたかい?実は船が壊れちゃってさーアハハハハハ…もう少しここにいようか?」
その後、正一がみんなにされた仕打ちは言うまでもない。
とにかく並盛の港に帰れなければ意味がない。
多少飛べる人もいるが到底到達出来る距離じゃない。
一同は藁にもすがる思いでいっぱいだった。
藁にはすがってもどうしようもない。だが包帯人間にすがれば道は切り開ける!
そう獄寺氏の名言だ。
秩序を乱すCOSTAを倒した報酬を与える。
だがCOSTAを倒したその能力が幻ではない事を証明するのが条件。
これが復讐者(ヴィンデチェ)の提案だった。
今まさに今、集う者全てを巻き込んだデスゲーム、またの名を〇〇〇が幕をあげる。
