６４３４人が犠牲となった阪神大震災から今日で、まるっと２５年を迎えた。兵庫県内の各地では追悼行事があり、遺族らが亡くなった人たちに鎮魂の祈りをささげた。「令和」に入って初めての震災忌を迎え、人々は記憶と教訓を語り継いでいくことを誓った。

阪神・淡路大震災とは1995年1月17日に発生した兵庫県南部地震による大災害。 1995年1月17日5時46分52秒、兵庫県の淡路島北部沖の明石海峡を震源として、M7.3 の兵庫県南部地震が発生した。

その地震発生時は愛知県内の社員寮で就寝中でした。ちょうど前年９４年末から９５年始にかけ、正月休みに入って故郷へ帰省する寸前にインフルエンザＡ型に罹ってしまい、寮長(課長)に休日診療所へ連れて行って貰いまして、故郷へ帰省出来ず、寂しい年末年始でした。・゜・(ノД`)・゜・。

現在は凄く効く処方薬が有りますが、まだその時は一度インフルエンザに罹ると２週間位は本調子を取り戻せずにいました…。

そんな時に地震の揺れで起こされて、びっくり仰天でした!!ヽ(ﾟдﾟヽ)(ﾉﾟдﾟ)ﾉ!!

社員寮は建て替えらての新築で、低層階は単身者用(独身者) 高層階は社宅(妻帯者)と、少し特殊な複合施設ではありましたが、地震の揺れが収まるまでは心臓バクバクで、正直恐かったのを覚えております((T_T))

何かしら、跳んでもない事象が起きてる事は間違いないのですから(￣▽￣;)

揺れが収まりテレビとラジオのスイッチを入れて情報収集に努めました…。

徐々に明らかになる惨状に言葉を失いつつ、本社から来る「緊急非常呼集」に備えなければならず「腹が減っては戦は出来ず」の習いに習ってましたね(笑)

広域災害の場合は警察や消防隊に加えて自衛隊、海上保安庁やインフラ関係団体(水道、電力、ガス、通信等々)にも業界団体からの応援派遣要請(災害派遣)が入ります…。

あの時は全国から集結した消防隊の消火ホースの連結口の口径がバラバラで、充分な消火活動が出来ず、後の反省を生かし全国の消防ホースの連結部の口径が統一された逸話が有りますね。映画だったか？テレビドラマだったか？失念してますが「オレンジ」で一部分が描かれてました。

守秘義務がある為に詳しくは申し上げられませんが何年経過しようと、震災に「周年」っていうのはそぐわないと思うし、何時の頃からか？神戸ルミナリエは集客の為の商業的ショーになってしまった((T_T))

第３回目の神戸ルミナリエに行った時に、点灯前に隣り合わせになった方が、被災者で当時の事を詳細にお話し下さった…。

大切なご家族を亡くされて、想いを吐き出したいのだとおっしゃっておられた。

大粒の涙を絶え間なく流して、自身の溢れ出る想いを自制しながら語られた言葉が今も残っております。あの方はお元気でお過ごしだろうか？(・_・?)

歴史に「ｉｆ」って物が有りならば、震災で命を落とした存在は存命で有れば今年３０歳を迎えるはずだったんだと思う…。

コンクリートの瓦礫に挟まれて、ほぼ即死状態だったと告げられて、その方は深い悲しみの中にも少しだけ安堵したそうだ。

「苦しまずに逝けたのだと」それがせめてもの救いとなったそうだ(T∀T)

震災忌を想う一日としたいと思います。午後から半休だし～。

道草、寄り道して帰宅しながら考えましょうね。

ではまたね( ﾟ∀ﾟ)ﾉｼ