の続きです。
金融庁、つまり国が「資産形成は必要」と言ってるということは、今までのように投資は一部のお金持ちがやるものではなくなってきてるということです。
私自身たくさんのお客さんと接してて思うのは、つみたてNISAやイデコなど、税制メリットのある制度ができたことで、今までとは違う層が投資を始めているということです。
報告書の中では、金融機関の役割について、「家計のポートフォリオ全体を俯瞰し、個々の状況に即したマネープランの提案など総合的なコンサルティングサービスの提供」が必要とあります。
ぶっちゃけこれって理想ではありますが、今のところなかなか一般の金融機関にそこまでのレベルを求めるのは難しいかなと思います。
かと言って、じゃあ金融機関なんか当てにしないでひとりでがんばってみようというのも、向き不向きがあります。
わからなければ、まずはいつも行く銀行でちょっと話しを聞いてみる。
最初から最適なアドバイザーや一番いいやり方にこだわるより、まずはつみたてNISAやiDeCoなど、自分の始めやすい方法でやってみる。
報告書では、こんな言葉で締めくくられています。
長期・積立・分散投資ならば、金融の先端知識や手間はほとんど必要ない。
人生 100 年時代というかつてない高齢社会においては、これまでの考え方から踏み出して、資産運用の可能性を国民の一人一人が考えていくことが 重要ではないだろうか。
この言葉を私には関係ないと思うか、自分ごととして捉えるか…その差は大きいと思います。
そんなお話しもさせていただくちょっと知りたい人のための、お金カフェ、6月21日に開催します!