内容について記します。私たちの参考になる点もあります
(エッセンス)
*2023年11月に「来春のサクラが咲くのを見ることはできない
と思います」と医師から告げられた
*当時自覚症状もなく仕事もフルに活動していた
*食事もモリモリ食べていた
*診断は「原発のがんは胃か膵臓のどちらか、内視鏡検査の際に
生体検査も行ったががんは見つからなかった」
*原発は「胃」ではないことが明確なので「すい臓」のがん
*すなわち消去法による診断で「すい臓ガン」ということになっ
た。納得はできないが受け入れた
*選択肢は化学療法、つまり抗がん剤治療を受けたが副作用が
強く危険な状態となった
*保険診療ではないが点滴の新薬があると聞いてそれに賭けるこ
とにした。それで一命を取り留めたことは事実
*標準治療と自由診療がある。上記点滴薬は自由診療となるので
全額自己負担
*標準治療の場合は・3割自己負担(割合は個々に異なる)
・高額療養費制度(定められた限度額まで負担)・医療費控除
などのメリット
*人によっては障害年金の活用も考えられる・初診日要件・保険
料納付要件・障害状態要件等がある
*現在は主としてラジオ番組等に出演、書物の著者など前向きに
仕事も行っている
*生前整理も行っている
*童話作家にもなりたい
*「今日も元気だ、タバコが旨い!」
(感想)
・明るく前向きな人であるとあらためて実感した
・近代医学を信じながらの治療ではあるが「原因疾患」に
ついては自分なりの見解もしっかり持っている方
・自由診療は誰もが受けられるわけではないが赤裸々に語って
くれている
・高額医療費制度や障害年金についても「股関節症の私たち」と
共通する部分がありその点についても記している
・違いは「股関節症患者の治療においては自由診療のケースは
稀」という点
・人生観についても普通の人にはなかなか真似ができないが
前向きな発想と行動には敬意を表したい
・経済学者としての著者は嫌いだが人間として少し好きになった
次回は未定です