正直、自分が、ズボラだったり片付けがきっちりとかじゃないこととか、世間で言ったらダメな部類だろうから、子供のことも、しっかりしたお母さんなら、もっともっと上手く、出来ることを伸ばしながら苦手なことを克服させてあげられるんじゃないかと思ったりしていたから、園長先生には叱られるんじゃないかとか考えていた。
「よろしくお願いします」
の後、園長の第一声。
「なんで、○○○君とつけたの?」
あまりに緊張していたから、一瞬びっくりしたけど、スラスラ話せる内容にホッとした。
園長先生は、いいね~としきりに言って話が盛り上がった。精神科とかの仕事もしているらしく、医者ではないかもしれないけど、とっても話しやすかった。
親が知りたいだろう事を先回りして答えてくれた。
保育園では、例えばと切り出して、名前とかいつ頃とか言わなくていいから、息子みたいな感じの子が小学校にも行けていたのか?とか聞いても言えないらしく、まあそれは個人情報を守るためだから仕方ないのかもしれないけど、それでも親ってそういう希望的なこととか、何か実際の話を聞きたかったりするのに、何も聞けなくて、なんかモヤモヤしたままだったから、園長先生が言う話はすごく嬉しかった。
うちに通ってる子たちがね、実際の生活に必要な訓練みたいなことが必要だから横断歩道の練習したりするんだけど、と話始め、その子達は決められたことを守るから、赤はダメと認識していたら、健常な人が赤でも渡っていたりすると、渡っちゃダメとか色々言ってしまう。でも、少しづつなれてきたら、そういう人を見ても、あの人は急いでいるから渡ってしまったんだね。と言っていた。すごいよね、と話してくれた。
本当に凄いと思った。成長してるんだなあと。
そして、こんな話が聞きたかった!と思った。
こういう話があると親ももっと前向きになって、療育なんてと、思っている人や、迷っているひとだって参加しやすくなると思う。
やっぱり、保育園は保育園でしかないのだなと感じたし、療育の先生たちはプロで、親にしてもプロの話は納得できるものだった。
そして園長先生が言った言葉。
信号を無視してわたるなんてよくありますよね?
でも、決められたルールを守っているのが自閉症スペクトラムの子達で、健常な人が無視をする。どっちが健常なんだろうと思うと。