中期中絶を経験した体験談になります。

悲しい内容になりますので

閲覧は自己責任でお願いします。


最近多くの方に見ていただくようになりました。ありがとうございます。





2024410日〜15日(133日〜141日)



病院の助産師さんの説明を聞いたり、

ネットで調べると


中期中絶する人は


・赤ちゃんの棺

・棺に入れるもの(手紙、折り紙、洋服、お菓子など)

・骨壷


を事前に用意する人もいることがわかりました。


なので、夫と話し合い、私たちは


・棺

・手紙と折り紙

・骨壷


を事前に用意することにしました。



▶︎


病院でも用意してくれるとのことだったのですが、

自分たちで用意したいと思いネットで検索。


「赤ちゃん 棺」 などで検索して探しました。

「エンゼルボックス」などでも出てくると思います。


あまり種類はないですがシンプルなこちらに決定。

www.amazon.co.jp/dp/B01LPFTNMO


火葬の関係で赤ちゃんの棺は

紙製のものが適しているようです。



組み立てるとテイッシュケースの一回り大きいサイズくらいで

本当に小さくてびっくりしました。



▶︎手紙


小さい子が喜びそうなかわいい便箋を買ってきて

夫婦それぞれお腹の子に手紙を書きました。



夫は文章が得意ではないので

「そんなに書けるかな?」と言っていましたが


実際は大泣きしながら

便箋にびっしり2枚書いていたのが印象的でした。


私は書きながら自分のことを

「お母さん」と自然に書いていることに気づいて


ああ、私この子のおかげで

念願だった母親にしてもらえたんだな


とこの子に対して

感謝の気持ちでいっぱいになりました。


入院の前日にはお腹を撫でながら

この子に想いを込めて手紙を声を出して読みました。


この時の辛さと悲しさとありがとうの気持ちは

今思い出しても泣けてきますね。



▶︎折り紙


子供の時以来に折り紙を折りました。


夫とテーブルに座って2人で

何色がいいかな?とか

何を折ろうかな?とか話しながら


お互いの作品を見せ合って

笑い合う時間は


この子のために夫婦でできる

本当に貴重な瞬間でした。


結局たくさん折りすぎて

棺に入りきらなかったので

一部は骨壷のそばに飾ってあります。


▶︎骨壷


今のところ

お骨は絶対に家に置いておきたかったので


骨壷は素敵なものを選びたいと思っていました。


ネット検索や他の中絶経験の方のブログを見て

見つけたのがこちら


やさしい骨壷 つみき メジロサクラ

https://www.inori-orchestra.net/shopdetail/000000002050/minikotsutsubo_all/page1/recommend/



コロンとした見た目と

木の温もり、手作りというとことに惹かれました。



名前が彫れるので名前入りにしてもらい、

購入から3日以内に自宅に届く安心感と

実物の可愛さに大満足でした。






また、この期間に夫とお腹の子に名前をつけました。


FMC東京クリニックさんに性別を聞いたところ

おそらく女の子(まだ小さいので確証は持てないが

ということだったので


女の子らしいけど、男の子でも違和感のない名前をつけました。


ここではお伝えしませんが、

夫婦で話し合い、思いのこもった

とてもかわいい名前にすることができました。


名前をつけるとより一層

「一人の人間」という感覚が強まり

愛が深くなると同時に寂しさも増す感覚がします。


でも、その後呼びかけるたびに

名前で呼びかけられるので

名前をつけて本当に良かったと思います。



この期間は

夫と本当にたくさん時間を過ごしました。


いろいろなことを夜通し相談したり、

一緒に手紙を書いたり、

折り紙を折ったり、

この子のために短いですが

濃い時間を夫婦で過ごせたと感じています。


今思うとお互いに忙しくて平日の寝る前少ししか

話す時間を取れなかった私たち夫婦に

お腹の子が夫婦の時間を与えてくれた気がします。


この子は私たち夫婦にたくさんのプレゼントをくれていますね。





さて、準備も整いいよいよ手術の日です。


今まで出産も、入院も、手術の経験もなかったので

正直当日まで不安で不安で仕方ありませんでした。



>>入院初日