しゃかりきガール -10ページ目

はて。

わたしの隣で眠る彼をみて、
『優しい気持ちになる』

『愛おしい』
とは思わない。

やれやれ、と呆れている感も否めない。

昔、私が寝ている間に本を読んでいた男がいたが、まさに私がそんな風になっている。

彼はよく眠る。
ソファーで私をひざ枕にして寝るときは、暇なので即、読書時間に充てる。
寝室で寝ている時は、そっとしておくことを装って、テーブルで課題をやる。

一緒にいるのは好き。
触れていると落ち着く。
始めはなんてキザな野郎だ。と思ったけど、今はそんな風には思わなくなった。

彼がどう思っているのか知らないけれど、別に聞かない。
私のことについても深くは聞いてこないし、聞かれても本当のことは言わないだろう。

そんな付き合い方でもいいさ。

いつまでこの関係が続くのかな、なんて帰り道のタクシーで考えるのだ。

彼と友達との会話。
『どこに住んで
 なにに乗って
 なにを食って
 なにを飲むか。
 この家は長く住む所じ ゃない』

もしかしたら遠征。

もしかしたら来週は秋田かもな。
生存確認&健康チェック、不安軽減、病状説明など。

昨日は新しい人と話す機会があったけど、普通に話せた。
ちょっと緊張したけど、彼が忘れ物して部屋に戻ってる間に二人になってしまったから、逆に話しやすかったのかな。

お話上手なんだけど、とってもドライで、コミュニケーション能力の高さに関心しておりました。

これからおそらく会う機会はあると思うので、人との繋がりは大事にしていかないと。

おっと!

彼の友達に会い、なんて紹介されるのかと思いきや。

『最近付き合い始めた彼女です』と。

なにい。
アドリブで合わせるつもりではいたが、、。


ニッコリ。と微笑む反応しかできませんでしたよ。