マンモグラフィは、乳房のX線撮影のことです。
乳がんの初期症状のひとつである石灰化や腫瘍などを発見できます。特に早期乳がんの唯一のサインである、ごく小さな石のような石灰化を鮮明に写しだせるのが大きな特徴です。
マンモグラフィは、乳腺の全体像を写しだすので
左右を比較してみることができます。
また、過去のフィルムと比較することで
組織の微妙な変化をとらえることができます。
マンモグラフィは、X線なので
放射線被曝がありますが乳房だけの部分的なものです。
一回の画像の撮影で受ける被曝量は、東京からニューヨークへ飛行機で行く時に浴びる自然放射線(宇宙線)とほぼ同じ量です。
放射線の害より、早期発見のメリットの方がはるかに高いのです。
しかし、妊娠中の方、妊娠の可能性のある方はご注意ください。
マンモグラフィは、板と板の間に乳房を引き出して挟み、圧迫し薄く伸ばして撮影します。
マンモグラフィは、痛いので撮影したくないと言うお声も聞くことがありますが、なぜこのように撮影するかを理解されることが大切です。
乳房を引き出す理由は
できるだけ多くの乳房部分を撮影するため
乳房を圧迫する理由は
圧迫で乳房を薄くなると、撮影に必要な放射線が少なくて済みます。また、がん以外の正常な部分が邪魔をしなくなるので診断がしやすくなります。
マンモグラフィ検診の結果
マンモグラフィの結果でがんが疑われる指標としてカテゴリー分類があります。
マンモグラフィのカテゴリー分類
カテゴリー1 異常なし
カテゴリー2 良性病変のみ
カテゴリー3 がんを否定できず
(がんの確率は、5〜10%)
カテゴリー4 がんの疑い
(がんの確率は、30〜50%)
カテゴリー5 マンモグラフィ上は、がん
(がんの確率は、ほぼ100%)
乳がん検診で異常ありと言われた人は医療機関で
受診してください。放置は、ダメですよ。
検診で異常を指摘されても必ずしも乳がんというわけではないので過度に心配することはありません。しかし、異常なしの人と比較するとがんの可能性は高いので精密検査を受ける必要があります。